売買されるだけでなく、招待詐欺も起きている。Twitterでは、
「やばい、支払いしたのに招待されないしブロックして逃げられた。電話番号も教えちゃったしどうしよう」
と嘆くユーザーが複数、出現している。
このように、SNSで招待枠を売る口約束をした上で、支払いを受けてから相手をブロックして逃げるという詐欺が起きている。被害を訴える人がいる一方で、いまもTwitterでは「Clubhouse招待枠売ります」「招待枠再入荷しました #Clubhouse」「Clubhouse招待枠プレゼント」などの書き込みが相次いでいる。
もし、確実に招待されるためなら買ってもよいと考える人は、前述のリスクを思い出して、落ち着いて欲しい。既にユーザーは増えており、招待枠が増えて余るようになっている人も多いので、周囲の信頼できる人に招待されるのを待つべきだろう。また、米「ビジネスインサイダー」誌で同社のデイビソンCEOが「できるだけ早く招待制からすべての人が参加できるようにしたい」と話しているので、招待を待たずとも登録できる日はそう遠くないだろう。
未成年には出会い系被害のリスク
「夜中に覗いたら高校生ばかりのルームがあって、高校生と直接話せた。普段の生活とか使っているサービスとか色々聞いてしまった。楽しかったけど、悪い大人が入り込んでいたらやばかったんじゃないかな」
最近、Clubhouseでトークを聞いたり、トークルームに参加するのが日課になりつつある40代男性は、自分が参加したルームの内容に首をかしげる。一応、利用規約で18歳以上対象とされているサービスなので、まさか子供たちばかりの場所があるとは想像していなかったからだ。若い子たちは動画のほうが好きだろうから、音声だけのSNSなんて見向きもしないだろうと思い込んでいたということもある。子供たちとのトークは思いのほか楽しかったが、危うさも感じたと続ける。