芸能

『豚バラ賛歌』で注目、BTSも憧れる「ペク・ジョンウォン先生」とは

韓国で絶大な人気を誇る料理研究家、ペク・ジョンウォン氏(Top Photo/時事通信フォト)

韓国で絶大な人気を誇る料理研究家、ペク・ジョンウォン氏(Top Photo/時事通信フォト)

 Netflixオリジナル作品として公開され、話題となっている韓国の料理番組が『豚バラ賛歌~韓国のおいしいを探訪~(英タイトル:Korean Pork Belly Rhapsody)』だ。韓国で愛されてきた豚バラ肉にフォーカスし、その歴史やあらゆる調理方法を紹介するという内容。ちなみに日本でもよく知られる韓国料理「サムギョプサル」は、韓国語で「豚バラ」という意味だ。

 他の肉と比べて安価に手に入ることから、韓国で広く普及した豚肉が、どのような調理器具や方法で食されてきたのか? また豚バラ以外の希少な部位が、いかに調理され飲食店で流通しているのかなど、食文化の歴史を知るうえでも興味深い番組となっている。

 そんな同番組の出演者として注目を集めているのが、韓国では有名な実業家、料理研究家、タレントのペク・ジョンウォン氏(54)である。サムギョプサル専門店や大手外食企業「THE BORN」の代表を務めるペク氏は、料理に関する豊富な知識と、親しみやすい人柄で、韓国のグルメ番組には欠かせないタレントでもあり『ペク・ジョンウォンの路地裏食堂』などの冠番組を持っている。

 日本でも、そんなペク氏にハマる女性が増えているという。都内の会社員・Aさん(20代)は、その経緯についてこう語った。

「もともと、K-POPや韓国料理が大好きで、よく新大久保に韓国料理を食べにいくほどハマっていました。たまたまNetflixで料理番組を検索していたら、この『豚バラ賛歌』に出会い、同じく韓流好きの母親と一緒に見て、ペク先生のファンになりました。

 ペク先生は豚バラの部位ばかりが韓国で好んで消費される現状に警鐘を鳴らしており、他の部位がいかに美味しく食べられるのか、啓蒙活動もされているんです。食品の廃棄問題は先進国の大きな問題ですが、韓国での豚肉の人気と、それが抱える負の側面をともに世界に発信してくれている姿勢が素晴らしいと思いました」(Aさん)

 また、韓国の人気グループ「BTS(防弾少年団)」の番組がきっかけでペク氏にハマったという女性もいる。会社員のBさん(30代)はこう語る。

関連キーワード

関連記事

トピックス

全米の注目を集めたドジャース・山本由伸と、愛犬のカルロス(左/時事通信フォト、右/Instagramより)
《ハイブラ好きとのギャップ》山本由伸の母・由美さん思いな素顔…愛犬・カルロスを「シェルターで一緒に購入」 大阪時代は2人で庶民派焼肉へ…「イライラしている姿を見たことがない “純粋”な人柄とは
NEWSポストセブン
各地でクマの被害が相次いでいる
JR東日本はクマとの衝突で71件の輸送障害 保線作業員はクマ撃退スプレーを携行、出没状況を踏まえて忌避剤を散布 貨物列車と衝突すれば首都圏の生活に大きな影響出るか
NEWSポストセブン
このほど発表された新型ロマンスカーは前面展望を採用した車両デザイン
小田急が発表した新型は「白いロマンスカー」後継だというけれど…展望車復活は確定だが台車と「走る喫茶室」はどうなる?
NEWSポストセブン
真美子さんの帰国予定は(時事通信フォト)
《年末か来春か…大谷翔平の帰国タイミング予測》真美子さんを日本で待つ「大切な存在」、WBCで久々の帰省の可能性も 
NEWSポストセブン
(写真/イメージマート)
《全国で被害多発》クマ騒動とコロナ騒動の共通点 “新しい恐怖”にどう立ち向かえばいいのか【石原壮一郎氏が解説】
NEWSポストセブン
シェントーン寺院を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月21日、撮影/横田紋子)
《ラオスご訪問で“お似合い”と絶賛の声》「すてきで何回もみちゃう」愛子さま、メンズライクなパンツスーツから一転 “定番色”ピンクの民族衣装をお召しに
NEWSポストセブン
ことし“冬眠しないクマ”は増えるのか? 熊研究の権威・坪田敏男教授が語る“リアルなクマ分析”「エサが足りずイライラ状態になっている」
ことし“冬眠しないクマ”は増えるのか? 熊研究の権威・坪田敏男教授が語る“リアルなクマ分析”「エサが足りずイライラ状態になっている」
NEWSポストセブン
“ポケットイン”で話題になった劉勁松アジア局長(時事通信フォト)
“両手ポケットイン”中国外交官が「ニコニコ笑顔」で「握手のため自ら手を差し伸べた」“意外な相手”とは【日中局長会議の動画がアジアで波紋】
NEWSポストセブン
11月10日、金屏風の前で婚約会見を行った歌舞伎俳優の中村橋之助と元乃木坂46で女優の能條愛未
《中村橋之助&能條愛未が歌舞伎界で12年9か月ぶりの金屏風会見》三田寛子、藤原紀香、前田愛…一家を支える完璧で最強な“梨園の妻”たち
女性セブン
インドネシア人のレインハルト・シナガ受刑者(グレーター・マンチェスター警察HPより)
「2年間で136人の被害者」「犯行中の映像が3TB押収」イギリス史上最悪の“レイプ犯”、 地獄の刑務所生活で暴力に遭い「本国送還」求める【殺人以外で異例の“終身刑”】
NEWSポストセブン
“マエケン”こと前田健太投手(Instagramより)
“関東球団は諦めた”去就が注目される前田健太投手が“心変わり”か…元女子アナ妻との「家族愛」と「活躍の機会」の狭間で
NEWSポストセブン
ラオスを公式訪問されている天皇皇后両陛下の長女・愛子さまラオス訪問(2025年11月18日、撮影/横田紋子)
《何もかもが美しく素晴らしい》愛子さま、ラオスでの晩餐会で魅せた着物姿に上がる絶賛の声 「菊」「橘」など縁起の良い柄で示された“親善”のお気持ち
NEWSポストセブン