衝撃的な虐待動画の一場面

衝撃的な虐待動画の一場面

「Aさんが、娘の目にかゆみ止めの『ムヒ』を押し付けたんです。なんでも、ムヒを塗るスポンジの部分が切れていたとかで、娘さんがやったと思って激高したようなんです」(前出・角界関係者)

 Aさんは冒頭の状況と同様、娘を強烈に責めつけていた。

《おまえ、ムヒをこんなにむちゃくちゃにすんな、オラ!》
《目ぇに入れたろか、オマエ。おい、こらぁ!》

 その直後、娘は強烈な痛みを感じ叫び声をあげる。恫喝だけでなく、なんとAさんは娘の目に実際にムヒを入れたのだ。その後もAさんの口調は変わらず、《目ぇ、見えんくなるぞ! 白くなんねん!》と追い討ちをかけるのだった。この一部始終の音声が『デイリー新潮』により、インターネット上で公開されると世間は騒然とした。

 冒頭の“消しゴム虐待”は、登校前にAさんが持ち物確認をしたところ、娘の筆箱に消しゴムが入っていなかったことが発端になっている。ムヒにしても消しゴムにしても、母親が娘の体を傷つける理由にならないことは、論をまたない。

「娘さんにとってはSOSだったのでしょう。嘉風さんが家にいるときといないときのAさんの態度が全然違うため、ただ伝えるだけでは信じないだろうと考え、決死の覚悟で動画を撮影したのだと思います」(嘉風の知人)

新しいお母さんがほしい

 その後の調査の結果、AさんのDVはほかにもあったことがわかってきた。

「娘の左腕をアザが残る強さでスマホを使って殴りつけたり、まだ幼い子供たちを家に放置して外出していたこともわかったんです。食事もSNSには手の込んだものばかりアップするけれど、子供には缶詰を床に置いて食べさせていたこともあったとか。こうした虐待は長年続いていた可能性があり、ようやくそれに気づいた嘉風は『なぜもっと早く子供たちを助けてあげられなかったのか』と、精神的に不安定になった時期もありました」(前出・角界関係者)

 Aさんは、嘉風が虐待の事実を知った頃から、彼に対して不自然な態度をとるようになっていた。

関連キーワード

関連記事

トピックス

永野芽郁の近影が目撃された(2025年10月)
《プラダのデニムパンツでお揃いコーデ》「男性のほうがウマが合う」永野芽郁が和風パスタ店でじゃれあった“イケメン元マネージャー”と深い信頼関係を築いたワケ
NEWSポストセブン
多くの外国人観光客などが渋谷のハロウィンを楽しんだ
《渋谷ハロウィン2025》「大麻の匂いがして……」土砂降り&厳戒態勢で“地下”や“クラブ”がホットスポット化、大通りは“ボヤ騒ぎ”で一時騒然
NEWSポストセブン
声優高槻かなこ。舞台や歌唱、配信など多岐にわたる活躍を見せる
【独占告白】声優・高槻かなこが語る「インド人との国際結婚」の真相 SNS上での「デマ情報拡散」や見知らぬ“足跡”に恐怖
NEWSポストセブン
人気キャラが出現するなど盛り上がりを見せたが、消防車が出動の場面も
渋谷のクラブで「いつでも女の子に(クスリ)混ぜますよ」と…警察の本気警備に“センター街離れ”で路上からクラブへ《渋谷ハロウィン2025ルポ》
NEWSポストセブン
クマによる被害
「走って逃げたら追い越され、正面から顔を…」「頭の肉が裂け頭蓋骨が見えた」北秋田市でクマに襲われた男性(68)が明かした被害の一部始終《考え方を変えないと被害は増える》
NEWSポストセブン
園遊会に出席された愛子さまと佳子さま(時事通信フォト/JMPA)
「ルール違反では?」と危惧する声も…愛子さまと佳子さまの“赤色セットアップ”が物議、皇室ジャーナリストが語る“お召し物の色ルール”実情
NEWSポストセブン
(時事通信フォト)
「日本ではあまりパートナーは目立たない方がいい」高市早苗総理の夫婦の在り方、夫・山本拓氏は“ステルス旦那”発言 「帰ってきたら掃除をして入浴介助」総理が担う介護の壮絶な状況 
女性セブン
9月に開催した“全英バスツアー”の舞台裏を公開(インスタグラムより)
「車内で謎の上下運動」「大きく舌を出してストローを」“タダで行為できます”金髪美女インフルエンサーが公開した映像に意味深シーン
NEWSポストセブン
各地でクマの被害が相次いでいる(クマの画像はサンプルです/2023年秋田県でクマに襲われ負傷した男性)
《コォーってすごい声を出して頭をかじってくる》住宅地に出没するツキノワグマの恐怖「顔面を集中的に狙う」「1日6人を無差別に襲撃」熊の“おとなしくて怖がり”説はすでに崩壊
NEWSポストセブン
「原点回帰」しつつある中川安奈・フリーアナ(本人のInstagramより)
《腰を突き出すトレーニング動画も…》中川安奈アナ、原点回帰の“けしからんインスタ投稿”で復活気配、NHK退社後の活躍のカギを握る“ラテン系のオープンなノリ”
NEWSポストセブン
真美子さんが完走した「母としてのシーズン」
《真美子さんの献身》「愛車で大谷翔平を送迎」奥様会でもお酒を断り…愛娘の子育てと夫のサポートを完遂した「母としての配慮」
NEWSポストセブン
11歳年上の交際相手に殺害されたとされるチャンタール・バダルさん(21)千葉県の工場でアルバイトをしていた
「肌が綺麗で、年齢より若く見える子」ホテルで交際相手の11歳年下ネパール留学生を殺害した浅香真美容疑者(32)は実家住みで夜勤アルバイト「元公務員の父と温厚な母と立派な家」
NEWSポストセブン