セレブ妻として知られていた
「わざと嘉風さんを怒らせるようなことを言って反論させて録音し、周囲に聴かせていたんです。嘉風さんが大事にしていたバッグを『メルカリで売った』と嘘をついて怒らせたこともあるそうです」(前出・嘉風の知人)
そのメルカリについては、前出の角界関係者も前々から疑問視していたという。
「幕内の力士となると、力士や親方衆などに贈り物をする機会が増え、お中元には反物を贈る文化があります。一昨年だったか、嘉風に贈られた反物を、Aさんがメルカリに出していたことがあったのです。この件は周囲でも問題視されて、嘉風も注意を受けていたはずです」
夫婦の関係に決定的な亀裂が入ったのは昨年7月。夫婦げんかがエスカレートし、警察沙汰の騒ぎになったのだ。警視庁担当記者が語る。
「Aさんが110番をしたこともあり、嘉風さんにもDVの嫌疑がありました。Aさんが嘉風さんに首を絞められたと主張したからです。ところが、調べてみると奥さんの体に傷はなく、逆に、嘉風さんの体には複数のひっかき傷が認められたのです」
その結果、DV被害の報告書を書くべきと警察が判断したのは、嘉風の方だった。
「娘への虐待の件もあり、警察は嘉風さんに子供たちを身寄りに預けるか児童相談所に相談するかを選ばせ、嘉風さんは2人の子供を連れて、その日のうちに実家のある大分へ行ったようです。その後も所轄の警察署が、定期的に経過観察をしていると聞いています」(前出・警視庁担当記者)
一目惚れした妻が、まさか娘に暴力を振るっていたとは。いま、嘉風は父親として懺悔の日々を送っている。