スポーツ

清原和博氏が息子たちと野球練習場に通う背景に“今のうちに”の思い

木製バットを持つ

いま息子たちと足しげく野球練習場に通う理由とは?

 2月初め、都内にある野球練習場で、清原和博氏(53)が晴れやかな笑顔を見せていた。傍らには高校3年と中学3年の2人の息子、そして元妻でモデルの亜希さん(51)の姿もあった──。

 清原氏の2人の息子は同じ慶應義塾大学の付属校に通っており、長男は今春から大学に、次男は高校に進学する。

「次男は少年野球チームの頃から注目された逸材で、2017年にはジャイアンツジュニアの4番として『NPB12球団ジュニアトーナメント』に出場。長男は高校ではアメフト部に所属していましたが野球の練習は続けていたようで、4月から大学の野球部に入部することが明らかになった。どちらも父親の“野球遺伝子”を受け継いでいるようです」(アマチュア野球関係者)

 そんな息子たちに、父が野球を教えたいと思うのは当然だろう。だが、この先も清原氏が指導を続けるのは難しい。

「プロアマ規定では、元プロ野球選手は『学生野球資格』がなければ自分の子供でも高野連所属の野球部生徒、大学野球に所属している学生を指導することはできない。

 清原氏は2月5日に学生野球資格を回復しましたが、『執行猶予期間経過後5年』を経てからでなければ、指導者になれないという規定がある。昨年6月に覚醒剤取締法違反の執行猶予が明けたものの、2025年6月までは学生への指導は認められないのです」(同前)

 次男は中学生、長男は高校生でも野球部には所属していないため清原氏が教えても問題はないが、4月から2人が大学・高校の野球部に入った時点で清原氏は教えることができなくなる。

「息子たちと一緒に足しげく野球練習場に通っているのも、“今のうちに”という思いがあるのでしょう」(同前)

撮影/渡辺利博

※週刊ポスト2021年2月26日・3月5日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

デコピンを抱えて試合を観戦する真美子さん(時事通信フォト)
《真美子さんが“晴れ舞台”に選んだハイブラワンピ》大谷翔平、MVP受賞を見届けた“TPOわきまえファッション”【デコピンコーデが話題】
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
《六代目山口組・司忍組長2月引退》“竹内七代目”誕生の分岐点は「司組長の誕生日」か 抗争終結宣言後も飛び交う「情報戦」 
NEWSポストセブン
部下と“ホテル密会”が報じられた前橋市の小川晶市長(時事通信フォト/目撃者提供)
《前橋・小川市長が出直し選挙での「出馬」を明言》「ベッドは使ってはいないですけど…」「これは許していただきたい」市長が市民対話会で釈明、市議らは辞職を勧告も 
NEWSポストセブン
活動を再開する河下楽
《独占告白》元関西ジュニア・河下楽、アルバイト掛け持ち生活のなか活動再開へ…退所きっかけとなった騒動については「本当に申し訳ないです」
NEWSポストセブン
ハワイ別荘の裁判が長期化している
《MVP受賞のウラで》大谷翔平、ハワイ別荘泥沼訴訟は長期化か…“真美子さんの誕生日直前に審問”が決定、大谷側は「カウンター訴訟」可能性を明記
NEWSポストセブン
11月1日、学習院大学の学園祭に足を運ばれた愛子さま(時事通信フォト)
《ひっきりなしにイケメンたちが》愛子さま、スマホとパンフを手にテンション爆アゲ…母校の学祭で“メンズアイドル”のパフォーマンスをご観覧
NEWSポストセブン
維新に新たな公金還流疑惑(左から吉村洋文・代表、藤田文武・共同代表/時事通信フォト)
【スクープ!新たな公金還流疑惑】藤田文武・共同代表ほか「維新の会」議員が党広報局長の“身内のデザイン会社”に約948万円を支出、うち約310万円が公金 党本部は「還流にはあたらない」
NEWSポストセブン
部下と“ラブホ密会”が報じられた前橋市の小川晶市長(左・時事通信フォト)
《ほっそりスタイルに》“ラブホ通い詰め”報道の前橋・小川晶市長のSNSに“異変”…支援団体幹部は「俺はこれから逆襲すべきだと思ってる」
NEWSポストセブン
東京・国立駅
《積水10億円解体マンションがついに更地に》現場責任者が“涙ながらの謝罪行脚” 解体の裏側と住民たちの本音「いつできるんだろうね」と楽しみにしていたくらい
NEWSポストセブン
今季のナ・リーグ最優秀選手(MVP)に満票で選出され史上初の快挙を成し遂げた大谷翔平、妻の真美子さん(時事通信フォト)
《なぜ真美子さんにキスしないのか》大谷翔平、MVP受賞の瞬間に見せた動きに海外ファンが違和感を持つ理由【海外メディアが指摘】
NEWSポストセブン
柄本時生と前妻・入来茉里(左/公式YouTubeチャンネルより、右/Instagramより)
《さとうほなみと再婚》前妻・入来茉里は離婚後に卵子凍結を公表…柄本時生の活躍の裏で抱えていた“複雑な感情” 久々のグラビア挑戦の背景
NEWSポストセブン
兵庫県知事選挙が告示され、第一声を上げる政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏。2024年10月31日(時事通信フォト)
NHK党・立花孝志容疑者、14年前”無名”の取材者として会見に姿を見せていた「変わった人が来るらしい」と噂に マイクを持って語ったこと
NEWSポストセブン