芸能

小室哲哉とKEIKO 夫の不倫から3年、離婚が成立するまで

離婚調停渦中にあるKEIKO

離婚調停渦中にあったKEIKO(2019年1月撮影)

「ひとまず安堵しています。すっきりしています。ほっとしています」。2月26日、小室哲哉(62才)との約3年にも及ぶ離婚闘争を終えたglobeのKEIKO(48才)。これはその直後、彼女が本誌・女性セブンに吐き出した心の底からの言葉だ。

 2人の夫婦生活は、まるでジェットコースターのように浮き沈みが激しいものだった。音楽プロデューサーと、同じユニットに所属するシンガーによる電撃婚が世間を驚かせたのは2002年のこと。当時、ヒットチャートを騒がせ続ける小室はわが世の春を謳歌していた。KEIKOも妻としてビジネスパートナーとして、彼と華やかな生活を楽しんでいた。

 2006年に小室が、音楽著作権をめぐる詐欺容疑で逮捕・起訴されたときも、KEIKOは会見を開き、「離婚はしません」と内助の功を発揮。

「同時に小室さんの借金生活などもわかり、ヒットメーカーの意外な窮状が明らかになりました。しかし、その後もKEIKOさんは彼を支え続け、事件により夫婦の絆が深まったという人さえいた」(レコード会社関係者)

 だが、2011年10月にKEIKOがくも膜下出血で倒れると状況が一変する。数時間に及ぶ手術を受けたKEIKOは、一命は取りとめたものの事実上の活動休止に。以来、夫が妻を献身的に支える日々が続いていた──と思われていた。それが幻想だと知らしめたのは2018年1月の『週刊文春』だった。小室が看護師のA子さんと数年来にわたって不倫関係にあると報じたのだ。

 小室はすぐに釈明会見を開き、不倫は否定しながらも、夫婦が置かれている状況をつぶさに説明した。そこで明かされたのは、KEIKOは「高次脳機能障害」であり、音楽に関心を持たないこと、「小学4年生の漢字ドリル」に取り組んでいることなど、以前とは変わってしまった彼女の姿だった。そして、介護のために自らも心身ともに疲れ果てていると告白した。

 この会見で小室は涙をこぼし、音楽業界からの引退も発表。すると、不倫スキャンダルのはずが、小室への同情の声が高まり、逆に不倫を報じた『週刊文春』をバッシングする逆転現象が起こったのだ。

 しかし、不貞行為をした側が擁護されるという不思議な現象は長続きしなかった。同年7月、KEIKOの親族が『週刊文春』の取材に答えた。小室の会見は嘘ばかりで、KEIKOのプライバシーを悪し様に語ることで「論点をすり替えた」と主張したのだ。

「そこから、小室さんがKEIKOさんに生活費を渡していなかったことや、KEIKOさんの実家に多額の借金があったことなどまで明るみに出たのです。KEIKOさんの親族によれば、彼女は普通に日常生活を送れていて、小室さんが介護をしていたという事実もなかったそうです」(芸能記者)

「悪いことがとても多かったです」

 不倫報道から現在に至る約3年は、離婚闘争期間ともいえるものだった。KEIKOの知人が明かす。

関連記事

トピックス

モンゴル滞在を終えて帰国された雅子さま(撮影/JMPA)
雅子さま、戦後80年の“かつてないほどの公務の連続”で体調は極限に近い状態か 夏の3度の静養に愛子さまが同行、スケジュールは美智子さまへの配慮も 
女性セブン
場所前には苦悩も明かしていた新横綱・大の里
新横綱・大の里、場所前に明かしていた苦悩と覚悟 苦手の名古屋場所は「唯一無二の横綱」への起点場所となるか
週刊ポスト
LINEヤフー現役社員の木村絵里子さん
LINEヤフー現役社員がグラビア挑戦で美しいカラダを披露「上司や同僚も応援してくれています」
NEWSポストセブン
医療的ケア児の娘を殺害した母親の公判が行われた(左はイメージ/Getty、右は福岡地裁/時事通信)
24時間介護が必要な「医療的ケア児の娘」を殺害…無理心中を計った母親の“心の線”を切った「夫の何気ない言葉」【判決・執行猶予付き懲役3年】
NEWSポストセブン
運転席に座る広末涼子容疑者
《事故後初の肉声》広末涼子、「ご心配をおかけしました」騒動を音声配信で謝罪 主婦業に励む近況伝える
NEWSポストセブン
近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
渡邊渚さんが綴る自身の「健康状態」の変化 PTSD発症から2年が経ち「生きることを選択できるようになってきた」
NEWSポストセブン
昨年12月23日、福島県喜多方市の山間部にある民家にクマが出現した(写真はイメージです)
《またもクレーム殺到》「クマを殺すな」「クマがいる土地に人間が住んでるんだ!」ヒグマ駆除後に北海道の役場に電話相次ぐ…猟友会は「ヒグマの肉食化が進んでいる」と警鐘
NEWSポストセブン
レッドカーペットを彩った真美子さんのピアス(時事通信)
《価格は6万9300円》真美子さんがレッドカーペットで披露した“個性的なピアス”はLAデザイナーのハンドメイド品! セレクトショップ店員が驚きの声「どこで見つけてくれたのか…」【大谷翔平と手繋ぎ登壇】
NEWSポストセブン
鶴保庸介氏の失言は和歌山選挙区の自民党候補・二階伸康氏にも逆風か
「二階一族を全滅させる戦い」との声も…鶴保庸介氏「運がいいことに能登で地震」発言も攻撃材料になる和歌山選挙区「一族郎党、根こそぎ潰す」戦国時代のような様相に
NEWSポストセブン
竹内朋香さん(左)と山下市郎容疑者(左写真は飲食店紹介サイトより。現在は削除済み)
《浜松ガールズバー殺人》被害者・竹内朋香さん(27)の夫の慟哭「妻はとばっちりを受けただけ」「常連の客に自分の家族が殺されるなんて思うかよ」
週刊ポスト
真美子さん着用のピアスを製作したジュエリー工房の経営者が語った「驚きと喜び」
《真美子さん着用で話題》“個性的なピアス”を手がけたLAデザイナーの共同経営者が語った“驚きと興奮”「子どもの頃からドジャースファンで…」【大谷翔平と手繋ぎでレッドカーペット】
NEWSポストセブン
サークル活動に精を出す悠仁さま(2025年4月、茨城県つくば市。撮影/JMPA)
《普通の大学生として過ごす等身大の姿》悠仁さまが筑波大キャンパス生活で選んだ“人気ブランドのシューズ”ロゴ入りでも気にせず着用
週刊ポスト