赤堀容疑者の両親は熱心な信者であった一方で、この信仰心を“利用”もしていた。碇容疑者はこうして外の世界と断絶させられたのだ。
驚くことに、翔士郎ちゃんが餓死した後も、碇容疑者の目が覚めることはなかった。翔士郎ちゃんの葬儀費用は、生活保護費同様、役所から支給された。それも、赤堀容疑者に渡していたのだ。赤堀容疑者が“暴力団とつながりのあるボス”に仕立て上げていたママ友の女性が憤る。
「男の子が亡くなった後、赤堀が私に電話してきたんですよ。『いや~あいつがさ~』なんて碇を馬鹿にしたような口ぶりで話すので、私の旦那がきつく説教していました。まったく反省していませんよ」
※女性セブン2021年3月25日号