芸能

辰巳琢郎の賞金1千万円を阻止、 「元祖クイズ王」が作った問題

辰巳琢郎氏

クイズ番組でブレークした辰巳琢郎

 ゴールデンタイムの定番といえばクイズ番組。そのスタイルは変遷しながらも、いつの時代も視聴者を楽しませ続けてきた。そして、クイズ番組でのその知識や頭の回転の速さを見せつけて、人気となるタレントも多いが、その元祖と言えるのが、辰巳琢郎(62才)だ。辰巳は、フジテレビ系『たけし・逸見の平成教育委員会』での高い正答率で、一気にブレーク。そんな辰巳に、クイズ番組の思い出を聞いた。

 * * *
 田宮二郎さん司会の『クイズタイムショック』(テレビ朝日系)や、『連想ゲーム』(NHK)が懐かしいですね。低予算で視聴率を取れるのがクイズ番組。不況のときは、クイズ番組が流行ると聞いています。たしか、『たけし・逸見の平成教育委員会』も、バブル崩壊の頃に始まって人気を博したと思います。

 個人的には、1988年から念願の『連想ゲーム』のレギュラーに抜擢され、その後『平成教育委員会』に出て注目されるようになり、仕事が増えました。偏差値俳優と呼ばれ、初めてCMに出演できたのもその頃。クイズ番組サマサマですね。

 その後、あらゆるクイズ番組からお呼びがかかりましたが、悔しかったのは『クイズ$ミリオネア』。750万円までいったんですよ! 最後の1000万円の問題まで。一般の解答者なら、わからなかったら降りるんでしょうが、降りられませんからね、われわれの場合は(笑い)。

 問題はいまでも覚えています。「歴代アメリカ大統領のファーストネームでいちばん多い名前は何?」「【1】ジョン、【2】ジョージ、 【3】ジェームズ、【4】リチャード」の4択で、「ジェームズ」が正解だったかな。いまも悔しいです。そこに、みのもんたさんの“みの溜め”があって。みのさんは、本当に楽しそうでした。司会者がいちばん楽しい番組だったんじゃないでしょうか。

 * * *

関連キーワード

関連記事

トピックス

事実上の戦力外となった前田健太(時事通信フォト)
《あなたとの旅はエキサイティングだった》戦力外の前田健太投手、元女性アナの年上妻と別居生活 すでに帰国の「惜別SNS英文」の意味深
NEWSポストセブン
1992年にデビューし、アイドルグループ「みるく」のメンバーとして活躍したそめやゆきこさん
《熱湯風呂に9回入湯》元アイドル・そめやゆきこ「初海外の現地でセクシー写真集を撮ると言われて…」両親に勘当され抱え続けた“トラウマ”の過去
NEWSポストセブン
笑顔に隠されたムキムキ女将の知られざる過去とは…
《老舗かまぼこ屋のムキムキ女将》「銭湯ではタオルで身体を隠しちゃう」一心不乱に突き進む“筋肉道”の苦悩と葛藤、1度だけ号泣した過酷減量
NEWSポストセブン
左:激太り後の水原被告、右:
【激太りの近況】水原一平氏が収監延期で滞在続ける「家賃2400ドル新居」での“優雅な生活”「テスラに乗り、2匹の愛犬とともに」
NEWSポストセブン
折田楓氏(本人のinstagramより)
「身内にゆるいねアンタら、大変なことになるよ!」 斎藤元彦兵庫県知事と「merchu」折田楓社長の“関係”が県議会委員会で物議《県知事らによる“企業表彰”を受賞》
NEWSポストセブン
“ボディビルダー”というもう一つの顔を持つ
《かまぼこ屋の若女将がエプロン脱いだらムキムキ》体重24キロ増減、“筋肉美”を求めて1年でボディビル大会入賞「きっかけは夫の一声でした」
NEWSポストセブン
チームを引っ張るドミニカ人留学生のエミールとユニオール(筆者撮影、以下同)
春の栃木大会「幸福の科学学園」がベスト8入り 元中日監督・森繁和氏の計らいで来日したドミニカ出身部員は「もともとクリスチャンだが幸福の科学のことも学んでいる」と語る
NEWSポストセブン
横山剣(右)と岩崎宏美の「昭和歌謡イイネ!」対談
【横山剣「昭和歌謡イイネ!」対談】岩崎宏美が語る『スター誕生!』秘話 毎週500人が参加したオーディション、トレードマークの「おかっぱ」を生んだディレクターの“暴言”
週刊ポスト
”乱闘騒ぎ”に巻き込まれたアイドルグループ「≠ME(ノットイコールミー)」(取材者提供)
《現場に現れた“謎のパーカー集団”》『≠ME』イベントの“暴力沙汰”をファンが目撃「計画的で、手慣れた様子」「抽選箱を地面に叩きつけ…」トラブル一部始終
NEWSポストセブン
母・佳代さんのエッセイ本を絶賛した小室圭さん
小室圭さん “トランプショック”による多忙で「眞子さんとの日本帰国」はどうなる? 最愛の母・佳代さんと会うチャンスが…
NEWSポストセブン
春の雅楽演奏会を鑑賞された愛子さま(2025年4月27日、撮影/JMPA)
《雅楽演奏会をご鑑賞》愛子さま、春の訪れを感じさせる装い 母・雅子さまと同じ「光沢×ピンク」コーデ
NEWSポストセブン
自宅で
中山美穂はなぜ「月9」で大記録を打ち立てることができたのか 最高視聴率25%、オリコン30万枚以上を3回達成した「唯一の女優」
NEWSポストセブン