芸能

ゲストが本音を炸裂させる『あちこちオードリー』 春日と若林の妙

ゲストが心を許す秘密とは?(Getty Images)

ゲストが本音をもらす理由とは?(Getty Images)

 お笑いコンビ・オードリーが番組MCを務めるトークバラエティ『あちこちオードリー〜春日の店あいてますよ?〜』(テレビ東京)が、3月末より放送時間を変更。毎週火曜深夜1時台の30分番組だったが、3月31日からは毎週水曜夜23時台の1時間番組となり、めでたく枠移行&枠拡大を果たした。若林正恭は「攻めないとね。戦うしかない時間帯だもんね」と冗談めかして意気込みを語っている。

 放送開始1周年を記念して、昨年10月に開催された番組初のオンラインライブは4万2000人を動員。数多くのトークバラエティ番組が存在する中で、『あちこちオードリー』の魅力として、「本音トーク」が挙げられる。

 トークバラエティでは通常、出演者に事前アンケートを実施し、そちらの回答を元に台本が作られる。つまり、どんな爆弾発言であろうと、ほとんどの場合、事前の打ち合わせがしっかりされているものなのだ。しかし、『あちこちオードリー』は、「事前アンケートなし、打ち合わせ無しの、フリートークバラエティ」を謳っている。

 会話を通して自然と引き出される形だからこそ、ゲストもうっかり本音をもらしてしまうのだろうか。ゲストたちの発言は、毎週のようにネットニュースにされている。最近の放送では、雨上がり決死隊の蛍原徹が相方・宮迫博之とのやり取りについて明かしたことや、タレントの藤田ニコルが「もう解放して」「うちらは慣れなきゃいけない」とアンチへの本音を語ったことなどが話題になった。

『あちこちオードリー』は、「日本一油断しちゃう居酒屋」をコンセプトとして、番組セットなども居酒屋を模している。なるほど、リラックスした雰囲気だからこそ、ゲストも「油断」しやすいのだろう。

関連記事

トピックス

TOKIOの国分太一(右/時事通信フォトより)
《TOKIO解散後の生活》国分太一「後輩と割り勘」「レシート一枚から保管」の節約志向 活動休止後も安泰の“5億円豪邸”
NEWSポストセブン
大谷翔平の新投球スタイルを分析(Getty Images)
《二刀流復活》進化する“投手・大谷翔平” 「ノーワインドアップ」と「シンカーボーラーへの移行」の新スタイルを分析
週刊ポスト
中山美穂さんをスカウトした所属事務所「ビッグアップル」創設社長の山中則男氏が思いを綴る
《中山美穂さん14歳時の「スケジュール帳」を発見》“芸能界の父”が激白 一夜にしてトップアイドルとなった「1985年の手帳」に直筆で記された家族メモ
NEWSポストセブン
結婚式は6月26日に始まり3日間行われた(時事通信フォト)
《総額72億円》Amazon創始者ジェフ・ベゾス氏の豪華結婚式、開催地ベネチア住人は「億万長者の遊び場に…」と反発も「朝食17万円、プライベートジェット100機貸し切り」で市長は歓迎
NEWSポストセブン
藤川監督(左)の直訴を金田氏(右)が存命であればどう評したか
阪神・藤川球児監督の「練習着にハーフパンツ着用」直訴で思い出される400勝投手・金田正一さんの言葉「大投手になりたければふくらはぎを冷やしたらアカン」
NEWSポストセブン
「札幌のギャグ男」公式インスタグラムより
《特別支援学級編入を決断した当事者の声》「小3の知能で止まっている」と宣告された中学1年生が抱えた“複雑な思い”「母さんを楽にしてやれるって思ったんだ」
NEWSポストセブン
STARTO ENTERTAINMENTの取締役CMOを退任することがわかった井ノ原快彦
《STARTO社取締役を退任》井ノ原快彦、国分太一の“コンプラ違反”に悲しみ…ジャニー喜多川氏の「家族葬」では一緒に司会
NEWSポストセブン
仲睦まじげにラブホテルへ入っていく鹿田松男・大阪府議(左)と女性
石破“側近”大阪府連幹部の府議、本会議前に“軽自動車で45分ラブホ不倫” 直撃には「知らん」「僕と違う」の一点張り
週刊ポスト
国民民主党から公認を取り消された山尾志桜里氏の去就が注目されている(時事通信フォト)
「国政に再挑戦する意志に変わりはございません」山尾志桜里氏が国民民主と“怒りの完全決別”《榛葉幹事長からの政策顧問就任打診は「お断り申し上げました」》
NEWSポストセブン
中居正広氏と被害女性の関係性を理解するうえで重大な“証拠”を独占入手
【スクープ入手】中居正広氏と被害女性との“事案後のメール”公開 中居氏の「嫌な思いをさせちゃったね。ごめんなさい」の返事が明らかに
週刊ポスト
24時間テレビの募金を不正に着服した日本海テレビ社員の公判が行われた
「募金額をコントロールしたかった」24時間テレビ・チャリティー募金着服男の“身勝手すぎる言い分”「上司に怒られるのも嫌で…」【第2回公判】
NEWSポストセブン
妻とは2015年に結婚した国分太一
「“俺はイジる側” “キツいイジリは愛情の裏返し”という意識を感じた」テレビ局関係者が証言する国分太一の「感覚」
NEWSポストセブン