国内

小室圭氏の説明文書 「録音で主張を正当化するのは逆効果」との指摘

眞子内親王との結婚への道筋を早くつけたかったか(写真/共同通信社)

眞子内親王との結婚への道筋を早くつけたかったか(写真/共同通信社)

 混迷する秋篠宮眞子内親王と小室圭氏の結婚問題。小室氏がA4用紙で28枚、計4万字もの文書を発表したことで新たな局面へ突入したものの、ことはスムーズに運びそうではない。

 天皇、秋篠宮皇嗣はそれぞれの誕生日会見でそろって「多くの人が納得し喜んでくれる状況」を眞子内親王に求めた。

 しかし、説明文書をめぐる小室氏の一連の行動は、結果的にそれとは逆方向に進んでしまった。皇室ジャーナリストの神田秀一氏が言う。

「天皇陛下と皇嗣殿下は、眞子さまと小室さんに“潔白を証明すること”を求めたわけではなく、お世話になった元婚約者に感謝を示し、国民に誠意を見せることを第一に考えられていたはず。しかし録音の事実を公開してまで自分の主張を正当化する姿勢は、小室さんにさらにマイナスのイメージを植え付けてしまった。

 このタイミングで文書を発表したのは、できるだけ早く結婚への道筋をつけたかったからだと思いますが、逆効果になってしまった感は否めない」

 2021年度の一般会計予算には、眞子内親王の結婚一時金は計上されていないという。

「その点から考えても、年内の結婚は難しいと考えるべきでしょう。国民の批判を考えれば、一時金を受け取らずに結婚する選択肢もあるが、それでは皇嗣殿下が望む“祝福される結婚”にはほど遠いものとなってしまう」(同前)

 2人はこのまま逆風の中を突き進むのか。

※週刊ポスト2021年4月30日号

小室圭氏の母親・佳代さん(時事通信フォト)

小室圭氏の母親・佳代さん(時事通信フォト)

関連キーワード

関連記事

トピックス

足を止め、取材に答える大野
【活動休止後初!独占告白】大野智、「嵐」再始動に「必ず5人で集まって話をします」、自動車教習所通いには「免許はあともう少しかな」
女性セブン
今年1月から番組に復帰した神田正輝(事務所SNS より)
「本人が絶対話さない病状」激やせ復帰の神田正輝、『旅サラダ』番組存続の今後とスタッフが驚愕した“神田の変化”
NEWSポストセブン
大谷翔平選手(時事通信フォト)と妻・真美子さん(富士通レッドウェーブ公式ブログより)
《水原一平ショック》大谷翔平は「真美子なら安心してボケられる」妻の同級生が明かした「女神様キャラ」な一面
NEWSポストセブン
裏金問題を受けて辞職した宮澤博行・衆院議員
【パパ活辞職】宮澤博行議員、夜の繁華街でキャバクラ嬢に破顔 今井絵理子議員が食べた後の骨をむさぼり食う芸も
NEWSポストセブン
《那須町男女遺体遺棄事件》剛腕経営者だった被害者は近隣店舗と頻繁にトラブル 上野界隈では中国マフィアの影響も
《那須町男女遺体遺棄事件》剛腕経営者だった被害者は近隣店舗と頻繁にトラブル 上野界隈では中国マフィアの影響も
女性セブン
山下智久と赤西仁。赤西は昨年末、離婚も公表した
山下智久が赤西仁らに続いてCM出演へ 元ジャニーズの連続起用に「一括りにされているみたい」とモヤモヤ、過去には“絶交”事件も 
女性セブン
日本、メジャーで活躍した松井秀喜氏(時事通信フォト)
【水原一平騒動も対照的】松井秀喜と全く違う「大谷翔平の生き方」結婚相手・真美子さんの公開や「通訳」をめぐる大きな違い
NEWSポストセブン
海外向けビジネスでは契約書とにらめっこの日々だという
フジ元アナ・秋元優里氏、竹林騒動から6年を経て再婚 現在はビジネス推進局で海外担当、お相手は総合商社の幹部クラス
女性セブン
大谷翔平の伝記絵本から水谷一平氏が消えた(写真/Aflo)
《大谷翔平の伝記絵本》水原一平容疑者の姿が消失、出版社は「協議のうえ修正」 大谷はトラブル再発防止のため“側近再編”を検討中
女性セブン
被害者の宝島龍太郎さん。上野で飲食店などを経営していた
《那須・2遺体》被害者は中国人オーナーが爆増した上野の繁華街で有名人「監禁や暴力は日常」「悪口がトラブルのもと」トラブル相次ぐ上野エリアの今
NEWSポストセブン
交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン
運送会社社長の大川さんを殺害した内田洋輔被告
【埼玉・会社社長メッタ刺し事件】「骨折していたのに何度も…」被害者の親友が語った29歳容疑者の事件後の“不可解な動き”
NEWSポストセブン