小室圭氏は

小室圭さんは今後、どうするのか(撮影/JMPA)

できるだけかかわらないようにするしかない

 もし生活のなかでそういう人と出会ってしまったら……。精神科医の片田珠美さんの説く“対処法”は、絶望的ですらある。

「罪悪感を抱かない人を変えることは難しく、むしろそういう人だと割り切った方がいい。とれる対処法は、“できるだけかかわらないよう距離をとる”くらいしかないのが現実です」

 できるだけ冷静に対応することを勧めるのは、精神科医の香山リカさんだ。

「“あなたが言っていることもわかる”といったん受け止めてあげるのがいいでしょう。こちらは決してあなたの敵ではない、見下そうとしているわけではない、というサインを出してあげるとスムーズに運ぶかもしれません」

 それでも「絶対に謝らない人」に腹が立つことはあるはずだ。相手を変えるのが難しいなら、こちらが変わるしかない。認定心理士の脇田尚揮さんは「ストレスコーピング」という心構えを持つことの有用性を説く。

「これはリチャード・ラザルスという心理学者が提唱した手法です。人間は未知のものには期待を抱きやすく、そこから逸脱すると怒りやストレスを感じる。だから相手を『この人は謝らない人』とラベリングしておけば、期待を持つこともなくなり、怒りが収まるようになります」

 なにより厄介なのは、「絶対に謝らない人」は人を惹きつける魅力を持っている点だ。

「非常に強い自己愛には、他人を惹きつける“吸引力”があります。“私は絶対に正しい”“決して諦めないで自己愛を満たす”と欲望のままに突き進む姿は、周囲に“すごい人だ”と錯覚されやすく、憧れられる存在になりやすい」(片田さん)

関連キーワード

関連記事

トピックス

足を止め、取材に答える大野
【活動休止後初!独占告白】大野智、「嵐」再始動に「必ず5人で集まって話をします」、自動車教習所通いには「免許はあともう少しかな」
女性セブン
大谷翔平選手(時事通信フォト)と妻・真美子さん(富士通レッドウェーブ公式ブログより)
《水原一平ショック》大谷翔平は「真美子なら安心してボケられる」妻の同級生が明かした「女神様キャラ」な一面
NEWSポストセブン
裏金問題を受けて辞職した宮澤博行・衆院議員
【パパ活辞職】宮澤博行議員、夜の繁華街でキャバクラ嬢に破顔 今井絵理子議員が食べた後の骨をむさぼり食う芸も
NEWSポストセブン
大谷翔平の伝記絵本から水谷一平氏が消えた(写真/Aflo)
《大谷翔平の伝記絵本》水原一平容疑者の姿が消失、出版社は「協議のうえ修正」 大谷はトラブル再発防止のため“側近再編”を検討中
女性セブン
被害者の宝島龍太郎さん。上野で飲食店などを経営していた
《那須・2遺体》被害者は中国人オーナーが爆増した上野の繁華街で有名人「監禁や暴力は日常」「悪口がトラブルのもと」トラブル相次ぐ上野エリアの今
NEWSポストセブン
海外向けビジネスでは契約書とにらめっこの日々だという
フジ元アナ・秋元優里氏、竹林騒動から6年を経て再婚 現在はビジネス推進局で海外担当、お相手は総合商社の幹部クラス
女性セブン
運送会社社長の大川さんを殺害した内田洋輔被告
【埼玉・会社社長メッタ刺し事件】「骨折していたのに何度も…」被害者の親友が語った29歳容疑者の事件後の“不可解な動き”
NEWSポストセブン
二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ
《独立後相次ぐオファー》二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ 「終盤に出てくる重要な役」か
女性セブン
真剣交際していることがわかった斉藤ちはると姫野和樹(各写真は本人のインスタグラムより)
《匂わせインスタ連続投稿》テレ朝・斎藤ちはるアナ、“姫野和樹となら世間に知られてもいい”の真剣愛「彼のレクサス運転」「お揃いヴィトンのブレスレット」
NEWSポストセブン
破局した大倉忠義と広瀬アリス
《スクープ》広瀬アリスと大倉忠義が破局!2年交際も「仕事が順調すぎて」すれ違い、アリスはすでに引っ越し
女性セブン
交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン
大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン