さにー:若いときのアッコさんのビブラートが細かくて、心にまっすぐ訴えかけてくる。年を重ねてからはビブラートが深くなり、すべてを包み込む人類愛を感じます。
田中:お~~。
半田:地球規模だよね。
さにー:この曲を聴いて感動する人ばっかりだったら、世界は平和になるんじゃないかなって思うんですよね。
──ありがとうございました。3人そろって和田アキ子をランクインさせたのはおもしろいですね。
田中:アッコさんは、女性ポップスの最高の歌い手ですよね! もっと歌ってほしいです。
半田:最後に女性ポップスの女王を決めるなら、ランキングに入れていませんが、ぼくは、ユーミンがいいと思う。ある意味、別格の殿堂入りの存在ですから。
さにー:そしてナンバー1ソングは、今回もそれぞれの心の中にある順位でいい。そんな結論でしょうか(笑い)。
──みなさんもご自身が昔好きだった懐かしの「昭和女性ポップス」を思い出し、たまには口ずさんでみませんか?
取材・文/北武司 撮影/浅野剛
※女性セブン2021年5月20・28日号