会食後、年下のイケメン男性に挨拶する篠原(写真は2018年)
ミュージカルスターの父を目指す?
話を二人の息子さんの進路に戻そう。幼少期から父やジャニーズの舞台を観ていて、興味を示しているうえ、“父の背中”を追いたいと希望している息子さんたちの夢は、ミュージカル界のスターではないのか。
籍を置くのは「劇団四季」だろうか、それとも「ジャニーズ」だろうか。
「劇団四季」といえば、ジャニーズ事務所の第1号アーティスト、「ジャニーズ」のメンバー、飯野おさみは、1967年、グループ解散後、渡辺プロダクションを経て、1972年、「劇団四季」に入団したベテランミュージカルスターだ。
また、ジャニーズJr.第1期生で、「JOHNNYS’ ジュニア・スペシャル」としてレコードデビューを果たした畠山昌久さんも、ジャニーズ事務所退所後、「劇団四季」で活躍していらした。
逆パターンでは、Travis Japanの川島如恵留だ。川島はジャニーズ入所前の2005年~2007年、「劇団四季」の『ライオンキング』でヤングシンバ役として出演していた華麗なる過去が。「劇団四季」と「ジャニーズ事務所」は、このように切っても切れない間柄なのである。
もう一つは、ジャニーズ事務所に入所していた大物二世の存在である。有名なのは、京本政樹の息子で、ミュージカルでの主演経験をもち、SixTONESとしてCDデビューした京本大我だが、他にも、松方弘樹さんの長男、仁科克基(旧名・目黒正樹)や峰竜太の長男、下嶋兄、そして森進一の長男らがジャニーズに所属していた。もっとも松方さんや峰の場合は、「礼儀や規律が厳しいジャニーズに息子を“指導”してもらう」狙いがあったとも聞いている。
が、もしも市村の息子さんたちがジャニーズに入るなら、ズバリ、滝沢秀明氏や堂本光一の元、“舞台班”のJr.を目指すのではないか。
繰り返しになるが「もしも」の話、市村の息子さんが帝国劇場や日生劇場、シアタークリエ、新橋演舞場などに立つようなことがあったら、私も必ず観に行きたいし、追いかけたい。
そして、ジャニーズの“舞台班”ファンの皆さんは、「劇団四季」や「宝塚歌劇団」の俳優らに詳しく、観劇マナーや拍手、スタンディングなどの“お作法”が完璧で、もちろん、ジャニーズのアーティスト同様、市村正親をリスペクトしている。もしも市村の息子さんがジャニーズ入りするなら大歓迎して応援すると思われる。
勝手に(!)夢は膨らむばかりだ。