長田の動画の後は、安田さんの動画も同チャンネルで公開され、公開1か月で70万回近く再生されている。

「こちらは、小学生時代から芸人の世界に飛び込んだ苦悩や、大阪の先輩芸人による暴力やパワハラなど過去を語り、お笑いに対する真摯な姿勢が垣間見えるものとして、評判を呼んでいます。現在も『夢はM-1優勝』と語る姿も共感を集めたようです。

 コメント欄には『安田さんを応援したい!』『別の相方だったらもっと活躍できていたはずの芸人さん』『劇場に足を運びたいと思った』といった声が数多く寄せられている。現在、安田さんはピンで活動していますが、YouTubeでは得意の喋りを生かした『ヤスダの時間』というチャンネルでラジオ形式のトークを繰り広げています」(同前)

安田はユニットコンビでM-1エントリー

 お笑いファンは、今のりあるキッズの2人を見て、何を感じるのだろうか。彼らと同世代のお笑いファン・Aさん(30代女性)はこう語る。

「私は彼らと同世代なんですが、1990年代に『爆笑オンエアバトル』(NHK総合)に出ていた頃から大好きでした。同世代の少年たちが、しゃべくりで社会風刺している様子に感動した記憶があります。故事成語などを織り交ぜた安田さんの昭和っぽい空気、ヤンチャな長田さんのツッコミが絶妙でしたね。今思えば、安田さんはあの若さで漫才のネタを書いていたのだと思うと驚きです。

 そんな応援していたコンビが、長田さんの借金問題で見られなくなった当時は、正直ファンとしても憤りを感じましたし、悔しい気持ちもあった。安田さんはもっと芸人として評価されていいと思いますし、露出も増やしてほしいですね」(Aさん)

 りあるキッズ解散後から安田のファンになった人もいるようだ。お笑いファン・Bさん(20代女性)はこう語る。

「安田さんのYouTubeチャンネル『ヤスダの時間』にアップされている、『M-1』解説動画からファンになりました。2017年から2020年まで毎年各ネタについてコメントされていますが、その動画がまったく忖度のない、ズバズバと物言うスタイルで面白かった。そこから過去のりあるキッズの漫才動画も検索して、いくつか見ました。今では安田さんのトーク動画をラジオ替わりに聴いています。じつは私の周りにも、Twitterのお笑い仲間にはりあるキッズが好きなお笑いファンって結構いるんですよ。

関連キーワード

関連記事

トピックス

事件に巻き込まれた竹内朋香さん(27)の夫が取材に思いを明かした
【独自】「死んだら終わりなんだよ!」「妻が殺される理由なんてない」“両手ナイフ男”に襲われたガールズバー店長・竹内朋香さんの夫が怒りの告白「容疑者と飲んだこともあるよ」
NEWSポストセブン
4月は甲斐拓也(左)を評価していた阿部慎之助監督だが…
《巨人・阿部監督を悩ませる正捕手問題》15億円で獲得した甲斐拓也の出番減少、投手陣は相次いで他の捕手への絶賛 達川光男氏は「甲斐は繊細なんですよね」と現状分析
週刊ポスト
第一子となる長女が誕生した大谷翔平と真美子さん
《左耳に2つのピアスが》地元メディアが「真美子さん」のディープフェイク映像を公開、大谷は「妻の露出に気を使う」スタンス…関係者は「驚きました」
NEWSポストセブン
防犯カメラが捉えた緊迫の一幕とは──
「服のはだけた女性がビクビクと痙攣して…」防犯カメラが捉えた“両手ナイフ男”の逮捕劇と、〈浜松一飲めるガールズバー〉から失われた日常【浜松市ガールズバー店員刺殺】
NEWSポストセブン
和久井学被告と、当時25歳だった元キャバクラ店経営者の女性・Aさん
【新宿タワマン殺人・初公判】「オフ会でBBQ、2人でお台場デートにも…」和久井学被告の弁護人が主張した25歳被害女性の「振る舞い」
NEWSポストセブン
竹内朋香さん(27)と伊藤凛さん(26)は、ものの数分間のうちに刺殺されたとされている(飲食店紹介サイトより。現在は削除済み)
「ギャー!!と悲鳴が…」「血のついた黒い服の切れ端がたくさん…」常連客の山下市郎容疑者が“ククリナイフ”で深夜のバーを襲撃《浜松市ガールズバー店員刺殺》
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(Instagramより)
《愛するネコは無事発見》遠野なぎこが明かしていた「冷房嫌い」 夏でもヒートテックで「眠っている間に脱水症状」も 【遺体の身元確認中】
NEWSポストセブン
ブラジルを公式訪問されている秋篠宮家の次女・佳子さま(2025年6月4日、撮影/JMPA)
「佳子さまは大学院で学位取得」とブラジル大手通信社が“学歴デマ報道”  宮内庁は「全報道への対応は困難。訂正は求めていません」と回答
NEWSポストセブン
米田
「元祖二刀流」の米田哲也氏が大谷翔平の打撃を「乗っているよな」と評す 缶チューハイ万引き逮捕後初告白で「巨人に移籍していれば投手本塁打数は歴代1位だった」と語る
NEWSポストセブン
花田優一が語った福田典子アナへの“熱い愛”
《福田典子アナへの“熱い愛”を直撃》花田優一が語った新恋人との生活と再婚の可能性「お互いのリズムで足並みを揃えながら、寄り添って進んでいこうと思います」
週刊ポスト
生成AIを用いた佳子さまの動画が拡散されている(時事通信フォト)
「佳子さまの水着姿」「佳子さまダンス」…拡散する生成AI“ディープフェイク”に宮内庁は「必要に応じて警察庁を始めとする関係省庁等と対応を行う」
NEWSポストセブン
まだ重要な問題が残されている(中居正広氏/時事通信フォト)
中居正広氏と被害女性Aさんの“事案後のメール”に「フジ幹部B氏」が繰り返し登場する動かぬ証拠 「業務の延長線上」だったのか、残された最後の問題
週刊ポスト