芸能

浜田雅功「不倫スキャンダルも無傷」不寛容時代に好感度保つロールモデル

浜田雅功

好感度を保つ浜田雅功(時事通信フォト)

 雨上がり決死隊の解散について、多くのファンや関係者が最注目したのは、8月22日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)のダウンタウン松本人志(57才)の発言だった。そして、そこで真っ先に語られたのは、相方の浜田雅功(58才)への深い思いだった。

「コンビ芸人の、特にボケの方というとね」と自身の思いを語り出す。まずは、観客や視聴者、共演者を笑わすことがプロでありカネになるとの大前提を説明した上で、浜田の名を挙げた。

「僕はね、それはそれとして、相方を笑わすことが何かおもしろい。うれしいとかの次元じゃなくて、俺が言ったことで浜田が笑ってることがおもろいんですよ。こいつ、俺の言ったことですげぇ笑ってるやんって。そこの優先順位が高いんですよ。浜田が笑ろても銭にならないけどね。そっちの方が俺は儲けたような気がするんです」

 あくまでも、宮迫博之(51才)が蛍原徹(53才)を思いやっていなかったことへの違和感を表現するための自分の実例だったが、SNS上では「松っちゃんの浜ちゃん愛が尊い」「松ちゃんの愛の告白」などと、称賛のコメントが溢れた。

 あるワイドショー芸能デスクは「浜田さんは、ツッコミと称して共演者や松本さんの頭を叩くし、かつては不倫もすっぱ抜かれましたが、長い芸歴で1度も好感度を落としたことがない。コンプライアンス重視、すぐにネットで中傷される世の中になっても、不動の好感度。芸能界でも唯一無二の存在かもしれません」と唸る。

 その理由について、あるスポーツ紙ベテラン芸能記者は、こう解説する。

「究極の愛されキャラなんです。グラドルとの浮気が撮られたのは7年前。車の中での2ショットを撮られ、言い訳のできない完璧な不倫スキャンダルでした(笑い)。しかし、その後、真っ先にフォローしたのは妻の小川菜摘さん(58才)。休養はしなかったのですが、直後から相方の松本さんだけでなく、仲良しの木村拓哉さん(48才)や先輩のビートたけしさん(74才)らから、散々テレビ番組内で不倫をイジり倒されました。周囲が笑いに変えて救ってくれたのです」

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