国内

「週刊ポスト」本日発売! 「菅つぶし」政局の全内幕ほか

 9月6日発売の「週刊ポスト」は、国民を裏切り続けた菅政権の「罪と罰」を問うスペシャル合併号。コロナ対応でも五輪強行でも党利党略の政局運営でも、最後の最後まで国民への心からの謝罪の言葉がなかった菅政権とは一体何だったのか。政局内幕レポートはもちろん、コロナワクチン3回目接種の是非、五輪の後始末ほか総力取材でお届けします。

今週の見どころ読みどころ

◆「ワクチン3回目」打つべき人と絶対打ってはいけない人
いまだ国民の半数しかワクチン接種を終えていない日本で、早くも3回目接種の議論が始まった。しかし、その効果は世界的にも評価が定まっておらず、副反応が多いとされる日本で本当に必要なのかは慎重に判断すべきだ。抗体がうまく作られなかった人には効果的である可能性が高い一方、2回目までで重篤なアレルギーがあった人や高齢者にはリスクが高いと指摘する専門家は少なくない。

◆塩野義製薬の「コロナ飲み薬」はどれだけ効くのか、いつできるのか?
ワクチンと変異株のイタチごっこが続いている。世界中でこれだけ次々と変異株が出現すると、ワクチンを何十億人にも打つ手間と時間より変異のスピードのほうが勝っていると感じざるを得ない。ワクチンの効果は限定的だとするなら、この未曽有の危機を突破するカギは治療薬にある。インフルエンザのように、かかってもすぐに治せるなら、本当の意味でコロナは「ただの風邪」になる。塩野義製薬が開発中の「飲み薬」に世界の注目が集まっている。

◆<菅つぶし政局内幕>岸田文雄に下された「二階斬り」の密命
“国民的不人気”を誇った菅首相が白旗を揚げた自民党総裁選の裏で何が起きていたのか。5年間にわたって権勢を振るってきた二階幹事長の交代を決断した時、菅氏の命運は尽きていた。それに先立ち、有力候補の岸田文雄・前政調会長は「二階斬り」を強く匂わせていたが、その背後ではキングメーカーを狙う2人の黒幕がうごめいていた。菅辞任では決着しない自民党の「お家騒動」の核心とは――。

◆自民党総裁候補を辛口採点! 岸田の得点はこんなに低かった(笑)
いよいよ混迷を深める自民党総裁選は、党利党略、個利個略のぶつかり合いになっているが、国民にとって大事なのは、候補者たちの「実力」だ。本誌はベテラン政治評論家5人に依頼し、候補たちの政策力、決断力、統率力など5つの項目を評価してレーダーチャートで比較した。すでに「イチ抜け」した菅氏は21点だったが、有力候補の岸田氏はさらに低い19点。その2人より高かった3人は果たして総裁の椅子に届くのか。

◆「辛ラーメン」だけじゃない韓国汚染食品リスト52
EUに輸出された韓国の人気即席めん「辛ラーメン」から基準値を超える有毒物質が検出されたが、実は日本に輸入される韓国食品でも違反事例が相次いでいる。大腸菌群まみれのキムチ、猛毒が検出されたアサリ、添加物が大量に使われたカキなど、過去1年あまりの違反事例を詳報する。あなたの食卓は本当に汚染されていませんか?

◆コロナ巣ごもりで急増中!「エロスマホ脳」の恐ろしい末路
家にいる時間が増え、恋人と会う機会も減り、まして風俗店など怖くて行けないご時世で、自宅で「エロ動画」にハマる男性が増えている。スマホひとつで世界中の「丸見え動画」が見放題だから、セルフ・プレジャーはどんどんエスカレートしがちだ。その結果、何が起きるのか。精神科医たちは、うつ病やEDなど恐ろしい“副作用”を指摘する。

◆眞子さま年内結婚&渡米で佳子さまの将来に大きな影響が……
ようやく結論が見えてきた眞子内親王と小室圭氏の結婚が、妹の佳子内親王にも大きな影響を与えそうだ。一貫して姉の結婚を応援してきた佳子内親王は、自身の結婚でも同じように「本人の意思」を第一に考えるはずだ。皇室ジャーナリストや宮内庁記者たちは、「佳子さま結婚」の未来をどう予測しているのか。

◆松本人志と内村光良「次の共演」は、ともに“出禁”のテレ朝で?
ダウンタウン・松本とウッチャンナンチャン・内村が7年ぶりにフジテレビで共演したことが話題になったが、テレビ界では早くも「次の共演」が取り沙汰されている。松本は自ら「テレ朝は出禁」と公言しているが、実は内村も同局には長く出演がない。だからこそ、世間が驚く「テレ朝共演」があるのではないかと噂は絶えない。

◆<カラーグラビア>コロナに負けない銀座の女たちに会いに行く
コロナで接待族、社用族が姿を消した銀座で、夜の蝶たちはどうしているのか。カラー16ページの大特集で銀座の今を追った。超有名ママ4人のインタビューをはじめ、変わりゆく街の景色、現役ホステスたちの下着サービス・ショットなど盛りだくさん。足が遠のいている銀座ファンも懐かしく楽しめる特集です。銀座豪遊で有名なみのもんた氏の「銀座論」も収録。

◆トヨタは東京オリパラで何千億円失ったのか
結果的には菅首相にとっても致命傷となった東京五輪の強行開催。産業界で矢面に立ったのは、最高位スポンサーであるトヨタだった。国民の批判を受けてCMは取りやめ、関連イベントも社長の開会式出席も見合わせたうえに、会場では自信作の自動運転バスがパラリンピアンをはねる事故まで起きてしまった。他のスポンサー企業からは「トヨタのせいで宣伝しにくくなった」と不満が噴出し、さらには来年の北京五輪への対応も注視されることに。トヨタの五輪決算は非常に厳しい。

◆和久田麻由子vs桑子真帆vs井上あさひ「NHK最強アナ」は誰だ!?
業界屈指の(?)NHKアナ・ウォッチャーであるテリー伊藤、生島ヒロシ、永島敏行の3氏が、人気絶頂の3人の女子アナの実力と魅力を語り尽くす。五輪の開閉会式でも活躍した旬の3人は、なぜ視聴者の心をわしづかみにして放さないのか。

◆リーゼント刑事が語る「おい、小池!」ほか波乱の警察人生
ピンストライプのブラック・スーツにサングラス、髪型は常にリーゼントという破天荒ないでたちで知られた名物刑事・秋山博康氏が定年で警察を去った。「おい、小池!」の手配ポスターの考案者としても知られる秋山氏が、波乱万丈の警察人生を語り尽くす。リーゼントの秘密、あわや殉職の危機、下着泥棒に間違われた過去など、笑いあり涙あり。

◆<連弾特集>一緒に飲んだら危ない薬の飲み合わせリスト&断薬の基準
大反響の「薬の秘密」特集では、飲み合わせに焦点を当てる。多剤併用が常態化している日本では、飲み合わせによる重篤な健康被害が後を絶たない。医師、薬剤師への取材をもとに本誌がまとめたリストは永久保存版。「断薬のすすめ」シリーズでは、血圧、血糖値、コレステロール値など、一般には「病気の基準」とされる数値にこだわりすぎない専門医たちのアドバイスを紹介する。

◆銀行口座、カード、クルマ、墓……人生を身軽に生きる「解約の手続き」
終活やミニマル・ライフが推奨される世の中でも、なかなか実践するのは難しく勇気が要る。それに、やめる、捨てるのも手続きがいろいろあって面倒そうだ。そんな人でも「やってみようかな」と思えるノウハウ集。どこに、何を持っていけばできるのか、どういう基準で解約を決めればいいのか、逆にやめてはいけない契約は何か、すべてわかります。

※全国の書店、コンビニで絶賛発売中!

関連記事

トピックス

靖国神社の春と秋の例大祭、8月15日の終戦の日にはほぼ欠かさず参拝してきた高市早苗・首相(時事通信フォト)
高市早苗・首相「靖国神社電撃参拝プラン」が浮上、“Xデー”は安倍元首相が12年前の在任中に参拝した12月26日か 外交的にも政治日程上も制約が少なくなるタイミング
週刊ポスト
三重県を訪問された天皇皇后両陛下(2025年11月8日、撮影/JMPA)
《季節感あふれるアレンジ術》雅子さまの“秋の装い”、トレンドと歴史が組み合わさったブラウンコーデがすごい理由「スカーフ1枚で見違えるスタイル」【専門家が解説】
NEWSポストセブン
俳優の仲代達矢さん
【追悼】仲代達矢さんが明かしていた“最大のライバル”の存在 「人の10倍努力」して演劇に人生を捧げた名優の肉声
週刊ポスト
10月16日午前、40代の女性歌手が何者かに襲われた。”黒づくめ”の格好をした犯人は現在も逃走を続けている
《ポスターに謎の“バツ印”》「『キャー』と悲鳴が…」「現場にドバッと血のあと」ライブハウス開店待ちの女性シンガーを “黒づくめの男”が襲撃 状況証拠が示唆する犯行の計画性
NEWSポストセブン
全国でクマによる被害が相次いでいる(右の写真はサンプルです)
「熊に喰い尽くされ、骨がむき出しに」「大声をあげても襲ってくる」ベテラン猟師をも襲うクマの“驚くべき高知能”《昭和・平成“人食い熊”事件から学ぶクマ対策》
NEWSポストセブン
オールスターゲーム前のレッドカーペットに大谷翔平とともに登場。夫・翔平の横で際立つ特注ドレス(2025年7月15日)。写真=AP/アフロ
大谷真美子さん、米国生活2年目で洗練されたファッションセンス 眉毛サロン通いも? 高級ブランドの特注ドレスからファストファッションのジャケットまで着こなし【スタイリストが分析】
週刊ポスト
公金還流疑惑がさらに発覚(藤田文武・日本維新の会共同代表/時事通信フォト)
《新たな公金還流疑惑》「維新の会」大阪市議のデザイン会社に藤田文武・共同代表ら議員が総額984万円発注 藤田氏側は「適法だが今後は発注しない」と回答
週刊ポスト
“反日暴言ネット投稿”で注目を集める中国駐大阪総領事
「汚い首は斬ってやる」発言の中国総領事のSNS暴言癖 かつては民主化運動にも参加したリベラル派が40代でタカ派の戦狼外交官に転向 “柔軟な外交官”の評判も
週刊ポスト
超音波スカルプケアデバイスの「ソノリプロ」。強気の「90日間返金保証」の秘密とは──
超音波スカルプケアデバイス「ソノリプロ」開発者が明かす強気の「90日間全額返金保証」をつけられる理由とは《頭皮の気になる部分をケア》
NEWSポストセブン
三田寛子(時事通信フォト)
「あの嫁は何なんだ」「坊っちゃんが可哀想」三田寛子が過ごした苦労続きの新婚時代…新妻・能條愛未を“全力サポート”する理由
NEWSポストセブン
大相撲九州場所
九州場所「17年連続15日皆勤」の溜席の博多美人はなぜ通い続けられるのか 身支度は大変だが「江戸時代にタイムトリップしているような気持ちになれる」と語る
NEWSポストセブン
初代優勝者がつくったカクテル『鳳鳴(ほうめい)』。SUNTORY WORLD WHISKY「碧Ao」(右)をベースに日本の春を象徴する桜を使用したリキュール「KANADE〈奏〉桜」などが使われている
《“バーテンダーNo.1”が決まる》『サントリー ザ・バーテンダーアワード2025』に込められた未来へ続く「洋酒文化伝承」にかける思い
NEWSポストセブン