生島:NHKの採用基準が、いい意味での差別化になって功を奏しています。この先、ますますNHKの女子アナは貴重な存在になっていくでしょう。
永島:そのなかでも今とくに光っているのが和久田アナ、桑子アナ、井上アナの3トップだったということですね。
生島:僕もテリーさんも古希になったけど、この歳になって心がときめくのはこの3人ならでは。テリーさんがこんなに熱くなるのはめずらしいですよ(笑)。
テリー:もちろんこの3人以外にもNHKにはまだまだ魅力あるアナが沢山います。これからもNHKアナのウォッチは続けていきますよ。
【プロフィール】
テリー伊藤(テリー・いとう)/1949年生まれ。演出家。日本大学経済学部卒業後、テレビ番組制作会社『IVSテレビ制作』に入社。『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』(日本テレビ系)、『ねるとん紅鯨団』(フジテレビ系)などのヒット番組を手掛けた。『出禁の男テリー伊藤伝』(イースト・プレス)が発売中。
生島ヒロシ(いくしま・ひろし)/1950年生まれ。アナウンサー。1976年TBS入社後、ラジオ番組を振り出しに様々な番組で活躍。1989年に独立しTBSラジオ『生島ヒロシのおはよう定食・一直線』など多数出演。
永島敏行(ながしま・としゆき)/1956年生まれ。俳優。1977年に映画『ドカベン』でデビュー。1978年には映画『サード』、『事件』、『帰らざる日々』で第2回日本アカデミー賞主演男優賞を受賞。『産地発!たべもの一直線』では井上アナと司会を務めた。
※週刊ポスト2021年9月17・24日号