芸能

「アラフィフでさらなる進化」 華原朋美“最高の歌声”の秘密

結婚を発表した華原朋美(写真は昨年12月3日のYouTubeより)

歌声は進化し続けている(写真は昨年12月3日のYouTubeより)

 やはり歌手・華原朋美(47)は稀有な才能の持ち主だ。2016年5月にリリースした『君がそばで』を最後に新曲はリリースしておらず、近年はメディア露出も減少。歌手活動よりもプライベートのほうが注目される状況が続き、昨年9月には所属事務所・プロダクション尾木との契約解除が発表された(現在は株式会社伝元に所属)。

 そんな華原が圧巻の歌声を響かせたのが、9月11日に放送された『爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル』(フジテレビ系)だった。ものまね芸人のミラクルひかるが華原のものまねで『I BELIEVE』を歌っているところに華原本人が登場し、本家本元の歌唱を披露した。

 Twitterでは「華原朋美」や「朋ちゃん」といったワードがトレンド入りを果たし、〈これぞ歌姫〉〈昔と変わらない歌声に驚いた〉〈朋ちゃんの歌は最高〉などの称賛の声が寄せられた。ものまね番組での本人登場という形ではあったが、「歌姫・華原朋美ここにあり」を地上波で見せつけたと言えよう。

 音楽用語で、地声と裏声の中間にある声のことを「ミックスボイス」と呼ぶ。ボイストレーナーのいくみ氏によると、華原はそのミックスボイスにおいて天性の才能があるそう。いくみ氏はプロ目線で「生まれ持った最高の歌声」と華原を絶賛する。

「高音で歌うとき、ほとんどの方は地声から裏声へ切り替えるので、明らかに声色が変わります。でも華原朋美さんは、高音を出すときも声の変化がほとんどなく、高音域でものびやかに地声を張り上げることができます。裏声にもしっかりとした芯があるので、地声のような強さを残しつつ、裏声が持つ柔らかい優しい印象を残すことができるんですね。

 華原朋美さんと言えば、特徴的なビブラートも魅力です。華原朋美さんのビブラートは、“ザ・ビブラート”という感じでしっかりと息を流し、遠くに飛ばすことで、自然に声が響いています」

関連キーワード

関連記事

トピックス

2014年に結婚した2人(左・時事通信フォト)
《仲間由紀恵「妊活中の不倫報道」乗り越えた8年》双子の母となった妻の手料理に夫・田中哲司は“幸せ太り”、「子どもたちがうるさくてすみません」の家族旅行
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(左/Xより)
《大学時代は自由奔放》学歴詐称疑惑の田久保市長、地元住民が語る素顔「裏表がなくて、ひょうきんな方」「お母さんは『自由気ままな放蕩娘』と…」
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《自宅から遺体見つかる》遠野なぎこ、近隣住民が明かす「部屋からなんとも言えない臭いが…」ヘルパーの訪問がきっかけで発見
NEWSポストセブン
大谷翔平(時事通信)と妊娠中の真美子さん(大谷のInstagramより)
《大谷翔平バースデー》真美子さんの“第一子につきっきり”生活を勇気づけている「強力な味方」、夫妻が迎える「家族の特別な儀式」
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(HP/Xより)
田久保眞紀市長の学歴詐称疑惑 伊東市民から出る怒りと呆れ「高卒だっていい、嘘つかなきゃいいんだよ」「これ以上地元が笑いものにされるのは勘弁」
NEWSポストセブン
東京・新宿のネオン街
《「歌舞伎町弁護士」が見た性風俗店「本番トラブル」の実態》デリヘル嬢はマネジャーに電話をかけ、「むりやり本番をさせられた」と喚めき散らした
NEWSポストセブン
横浜地裁(時事通信フォト)
《アイスピックで目ぐりぐりやったあと…》多摩川スーツケース殺人初公判 被告の女が母親に送っていた“被害者への憎しみLINE” 裁判で説明された「殺人一家」の動機とは
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《女優・遠野なぎこのマンションで遺体発見》近隣住民は「強烈な消毒液の匂いが漂ってきた」「ポストが郵便物でパンパンで」…関係者は「本人と連絡が取れていない」
NEWSポストセブン
記者が発行した卒業証明書と田久保市長(右/時事通信)
《偽造or本物で議論噴出》“黄ばんだ紙”に3つの朱肉…田久保真紀・伊東市長 が見せていた“卒業証書らしき書類”のナゾ
NEWSポストセブン
JESEA主席研究員兼最高技術責任者で中国人研究者の郭広猛博士
【MEGA地震予測・異常変動全国MAP】「箱根で見られた“急激に隆起”の兆候」「根室半島から釧路を含む広範囲で大きく沈降」…5つの警戒ゾーン
週刊ポスト
盟友である鈴木容疑者(左・時事通信)への想いを語ったマツコ
《オンカジ賭博で逮捕のフジ・鈴木容疑者》「善貴は本当の大バカ者よ」マツコ・デラックスが語った“盟友への想い”「借金返済できたと思ってた…」
NEWSポストセブン
米田
《チューハイ2本を万引きで逮捕された球界“レジェンド”が独占告白》「スリルがあったね」「棚に返せなかった…」米田哲也氏が明かした当日の心境
週刊ポスト