「世代交代が求められているのは間違いないが、民主党政権時代の閣僚経験者以外だと、立候補に必要な20人の推薦人を集められるかもまだ見通せないし、全国的な知名度は劣る。代表となっても、あと半年ちょっとに迫る参院選までに、どれだけ有権者に浸透するかは不透明だ。ただ、民主党政権カラーが残っている代表では“悪い知名度”ばかりが先行してしまう。もともと、立憲民主党は民進党が分裂した際に希望の党から“排除”されたリベラル系が枝野氏のもとに集まった政党で、“個人商店”の色合いも強かった。ここでどうカラーを刷新できるかに、存亡がかかってくると言ってもいい」
新代表選びは、難航することになりそうだ。