8位の「鶏娃(親が子供に詰め込み教育すること)」は、中国にはかつて「打鶏血」という、精をつけるためにニワトリの血を注射するという民間療法があったことからきているという。「打鶏血」という言葉は今でも、興奮して鼻息を荒くしている人をからかったり、皮肉ったりする時によく使われており、「クレイジー」や「すっかり夢中」といった状態を指すようになっているという。
それが転じて、最近では進学をめぐる「クレイジー」な教育スタイルが、まるで「子供にニワトリの血を注射するようなもの」と揶揄されるようになり、それを略した「鶏娃(親が子供に詰め込み教育すること)」という言葉が誕生したというわけだ。
「■平(寝そべり現象)」は文字通り、「寝そべる」で「横になって休む」という意味が転じて、「何もしない」や「抵抗しない」、「頑張らない」といった生活態度を指す時に使うことが多くなっている。受験戦争や出世競争を否定する意味に使われている。