ニルヴァーナで高城れにを泣かせた
永野とももいろクローバーZの付き合いは長い。ラッセンネタでブレイクする以前から、永野はももクロの番組にちょくちょく出演していた。2017年からはさらに、ももクロの高城れにと二人でお笑いライブ「永野と高城。」を定期的に開催している。
「ももクロ、凄いですよね。芸人にモノノフ(ももクロファン)は多いんですけど、僕はまったくファンではなく、仕事くれてありがたいとしか思ってなかった。今では曲も含め大好きです。今のももクロの曲、凄くいいですよね。曲を提供するミュージシャンたちにとって、ももクロというキャンバスは遊びやすいんだろうなって思います。
れにちゃんも素敵ですよね。お笑いライブを一緒にやっていて、自分のネタがあんな感 じなのに、ネタに対して『意味わかんない』とかまったくないんです。リスペクトを感じます。
そうそうニルヴァーナといえば、れにちゃんをニルヴァーナで泣かせたエピソードもあります。凄くクサイことを言ったら、れにちゃんが感動して泣いちゃったことがあったんです。
『永野と高城。2』のとき、3日間公演があったんですが、千秋楽の日に僕、ニルヴァーナを聴きながら劇場に向かってたんです。それで『アバウト・ア・ガール』という曲のときに、ふと何を歌ってる曲だっけと電車の中で歌詞を見たら、友達を一つのテーマにした曲だったんですね。
その話をライブのエンディングでして、あれはれにちゃんを思い出したよって言ったんです。自分にとって友達が必要で、例えばそれはれにちゃんなんだよね、って。そうしたられにちゃんが、千秋楽のエモーションもあって泣きだして。『絶対聴きます!』なんて言ってました。終演後の楽屋で、れにちゃんに『ニルヴァーナのブリーチってアルバムがあってね』って説明しましたよ(笑)」