芸能

神田沙也加さんが悩んでいた「年下俳優との恋」と友人への最後の電話【NEWSポストセブン2021年ベストスクープ】交際相手の前山剛久は活動休止を発表

映画『宇宙戦艦ヤマト』の初日舞台挨拶に登壇した神田沙也加さん

映画『宇宙戦艦ヤマト』の初日舞台挨拶に登壇した神田沙也加さん

 NEWSポストセブンで2021年(1月1日~12月31日)に公開した記事の中から、大きな反響を呼んだ記事を紹介します。2021年末、衝撃的なニュースが伝えられた。神田沙也加さんの訃報だ。ミュージカル女優として着実にキャリアを築いてきた沙也加さんはなぜ命を絶つことになったのか。本記事では、交際していた年下ミュージカル俳優・前山剛久との関係に悩んでいた沙也加さんの様子を報じている。交際相手の前山剛久は、1月に入って活動休止を発表した。(以下、年齢などは掲載当時ママ)

* * *

 歌手で女優の神田沙也加さん(享年35)が12月18日に急逝した。今も芸能界は悲しみに包まれている。過去の共演者たちはもちろん、沙也加さんの両親と親しいタレントたちも、次々と辛い思いを明かしている。

 そんな中、父で俳優の神田正輝(70才)は20日午前、沙也加さんと悲しみの対面をするために、札幌入りした。12月19日からのディナーショーを中止にした母の松田聖子(59才)も、所属事務所が「未だこの現実を受け止めることができない状態です」と代弁している。

「12月21日に聖子さんと正輝さん、沙也加さんの事務所関係者らが、札幌市内の斎場で沙也加さんを荼毘に付し、遺骨を持って帰京するようです。聖子さんが沙也加さんと会うのはかなり久しぶりのようでしたが、まさかこんな形で再会するとは思ってもみなかったはずです……」(芸能関係者)

 舞台で、歌い、演じることに人一倍の情熱を注ぎ続けて、デビュー当初に一部で囁かれた“親の七光り”とのレッテルを、努力と実力で剝がしてみせた沙也加さん。ある演劇関係者は「今回のミュージカル『マイ・フェア・レディ』のイライザ役は、“もう一人のママ”と慕っていた大地真央さん(65才)が、600回以上も主演を務めた代名詞の役。その後継は念願だったのになぜ? それが我々の心境です」と、無念の表情で言葉を絞り出した。

 札幌市内のホテル22階の窓からの転落には、「コロナ禍で窓が全開可能になっていたのでは。事故か」などとする情報が飛び交ったが、その後「最大15センチほどしか開かないようになっている」との報道があって、錯綜している。遺書は残されておらず、理由は依然不明のままだ。

 かつては、交際相手や結婚を反対された時期に、聖子との母娘関係がぎくしゃくしたこともあった。「母娘仲は離れたりくっついたり繰り返していた。それでも、近年の親子仲はそこまで悪くなかったと聞いています」(あるベテラン芸能レポーター)

 一度は自分で新たな家族を築いたこともあった。2017年に俳優の村田充(44才)と結婚したが、2019年末に離婚。その際には、元ジャニーズJr.の秋山大河(29才)との交際も発覚していた。ただ、ある舞台関係者は「秋山さんとの交際は、今年に入って終わっていました」と明かす。

 そして「その別れが辛いもので、しばらく引きずっていた沙也加さんが、次に出会ったのが、少し年下の俳優Aさんでした」と続けた。Aとはこの夏に急接近していった。秋山との破局で弱っていた沙也加さんを癒す存在だったという。

「ふたりは夏が終わってしばらくしてから付き合うようになったそうです。Aさんは沙也加さんを新たに支えてくれる存在だったのですが、次第にそのAさんとの関係にも悩むようになっていったとも聞いていました」(前出・舞台関係者)

 Aは舞台やテレビで活躍する俳優で、若手の有望株でもあった。

関連記事

トピックス

詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(左/Xより)
【伊東市・田久保市長が学歴詐称疑惑に “抗戦のかまえ” 】〈お遊びで卒業証書を作ってやった〉新たな告発を受け「除籍に関する事項を正式に調べる」
NEWSポストセブン
違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者が逮捕された
《不動産投資会社レーサム元会長・注目の裁判始まる》違法薬物使用は「大きなストレスで…」と反省も女性に対する不同意性交致傷容疑は「やっていない」
NEWSポストセブン
女優・福田沙紀さんにデビューから現在のワークスタイルについてインタビュー
《いじめっ子役演じてブログに“私”を責める書き込み》女優・福田沙紀が明かしたトラウマ、誹謗中傷に強がった過去も「16歳の私は受け止められなかった」
NEWSポストセブン
告示日前、安野貴博氏(左)と峰島侑也氏(右)が新宿駅前で実施した街頭演説(2025年6月写真撮影:小川裕夫)
《たった一言で会場の空気を一変》「チームみらい」の躍進を支えた安野貴博氏の妻 演説会では会場後方から急にマイクを握り「チームみらいの欠点は…」
NEWSポストセブン
中国の人気芸能人、張芸洋被告の死刑が執行された(weibo/baidu)
《中国の人気芸能人(34)の死刑が執行されていた》16歳の恋人を殺害…7か月後に死刑が判明するも出演映画が公開されていた 「ダブルスタンダードでは?」の声も
NEWSポストセブン
13日目に会場を訪れた大村さん
名古屋場所の溜席に93歳、大村崑さんが再び 大の里の苦戦に「気の毒なのは懸賞金の数」と目の前の光景を語る 土俵下まで突き飛ばされた新横綱がすぐ側に迫る一幕も
NEWSポストセブン
学歴を偽った疑いがあると指摘されていた静岡県伊東市の田久保真紀市長(右・時事通信フォト)
「言いふらしている方は1人、見当がついています」田久保真紀氏が語った証書問題「チラ見せとは思わない」 再選挙にも意欲《伊東市長・学歴詐称疑惑》
NEWSポストセブン
参院選の東京選挙区で初当選した新人のさや氏、夫の音楽家・塩入俊哉氏(時事通信フォト、YouTubeより)
「結婚前から領収書に同じマンション名が…」「今でいう匂わせ」参政党・さや氏と年上音楽家夫の“蜜月”と “熱烈プロデュース”《地元ライブハウス関係者が証言》
NEWSポストセブン
学歴を偽った疑いがあると指摘されていた静岡県伊東市の田久保真紀市長(共同通信/HPより)
《伊東市・田久保市長が独占告白1時間》「金庫で厳重保管。記録も写メもない」「ただのゴシップネタ」本人が語る“卒業証書”提出拒否の理由
NEWSポストセブン
7月6~13日にモンゴルを訪問された天皇皇后両陛下(時事通信フォト)
《国会議員がそこに立っちゃダメだろ》天皇皇后両陛下「モンゴルご訪問」渦中に河野太郎氏があり得ない行動を連発 雅子さまに向けてフラッシュライトも
NEWSポストセブン
参院選の東京選挙区で初当選した新人のさや氏、経世論研究所の三橋貴明所長(時事通信フォト)
参政党・さや氏が“メガネ”でアピールする経済評論家への“信頼”「さやさんは見目麗しいけど、頭の中が『三橋貴明』だからね!」《三橋氏は抗議デモ女性に体当たりも》
NEWSポストセブン
かりゆしウェアをお召しになる愛子さま(2025年7月、栃木県・那須郡。撮影/JMPA) 
《那須ご静養で再び》愛子さま、ブルーのかりゆしワンピースで見せた透明感 沖縄でお召しになった時との共通点 
NEWSポストセブン