最強ランナー・キプチョゲ選手は2時間切りや五輪二連覇などを果たすが川内選手もサブ20(2時間20分切り)の回数ではギネス記録を持つなど、負けていない(写真/JMPA)
そういえば、昨年は「第5波」で感染者が激増する中で「コロナに打ち勝った証」として東京オリンピック・パラリンピック開催が強行された。当時の菅義偉首相は「対策をしっかりしているから、五輪はコロナ感染拡大の原因にはなっていない」と語っていた。
「マラソン大会は密になりにくい上に、各主催者がきちんと対策を打っています。政府は健康寿命を延ばすことを掲げていて、ランニングなどの生涯スポーツは非常に効果が大きいと考えています。生涯スポーツの場である市民マラソン大会も、しっかり対策した上で開催されるべきではないでしょうか」(川内選手)
