芸能

神田沙也加さんと交際俳優の元恋人 誹謗中傷で憔悴、仕事もいくつか失う

沙也加さんと前山(写真)の元彼女に面識はない

沙也加さんと交際していた前山剛久。現在は活動休止中

 ミュージカル『マイ・フェア・レディ』の公演のため、北海道札幌市内のホテルに宿泊していた神田沙也加さん(享年35)が変わり果てた姿で見つかったのは、昨年12月18日のことだった。沙也加さんは昼公演に出演する予定だったが、入り時間までに会場に現れず、マネジャーが警察に通報。ホテル内を捜し回り、14階の非常用屋外スペースに倒れているのが見つかり、搬送先で死亡が確認された。

 沙也加さんが転落したホテルの部屋には、2通の遺書が残されていた。1通は事務所関係者宛て、そしてもう1通が、交際していた俳優・前山剛久宛ての遺書だった。

 沙也加さんと前山は、昨年のミュージカル『王家の紋章』での共演を機に、10月から交際を開始。沙也加にとっては、結婚を視野にいれた本気の交際だったが、交際開始からほどなくして、前山に元恋人・A子さんの影がチラつくようになる。

 前山は、昨年夏頃まで年下のグラビアアイドル・A子さんと交際していた。一度は別れたものの、沙也加との交際中も再びLINEを送るなど、連絡を取っており、それに気づいた沙也加さんが激怒。何度も話し合いが繰り返されたが、沙也加さんは、そのたびに開き直った前山さんに罵声を浴びせられていたという。

 沙也加さんに対する前山の言動が報じられると、ネット上は敏感にこれに反応。前山が連絡を取っていたA子さんが特定され、LINEの履歴などが流出する事態にまで発展した。

「沙也加は生前、前山さんとの会話の録音や、LINEなどを何人か信頼できる人に託していました。それがどういうわけか流出してしまい、A子さんの素性まで特定されてしまったんです」(沙也加さんの知人)

 これにショックを受けたのが、A子さんだ。彼女の知人は困惑したようにA子さんの立場を代弁する。

「そもそも、A子は昨年夏、一方的に前山さんにフラれたんです。しかも、当時2人は同棲していたので、突然追い出される形だったんですよ。それなのに、前山さんが再びA子に連絡をしていると聞いたときは、驚きましたね。もちろん、A子は沙也加さんとは面識はありません」(A子さんの知人)

 だが、ネット上ではA子さんに対する誹謗中傷まで飛び交っており、A子さんもまた、憔悴しているという。

「A子は前山さんから連絡が来ても復縁するつもりなど一切ないし、怪しまれるような関係ではまったくなかった。かといって、完全に無視するのもおかしいから適当なやりとりをしていただけなんですよ。ある意味A子も被害者といえる立場なのに、今回の騒動によっていくつか仕事も失ってしまったそうです」(前出・A子さんの知人)

【相談窓口】
「日本いのちの電話」
ナビダイヤル0570-783-556(午前10時~午後10時)
フリーダイヤル0120-783-556(毎日午後4時~午後9時、毎月10日午前8時~翌日午前8時)
「日本いのちの電話連盟」
https://www.inochinodenwa.org/

※女性セブン2022年2月3日号

関連記事

トピックス

炊き出しボランティアのほとんどは、真面目な運営なのだが……(写真提供/イメージマート)
「昔はやんちゃだった」グループによる炊き出しボランティアに紛れ込む”不届きな輩たち” 一部で強引な資金調達を行う者や貧困ビジネスに誘うリクルーターも
NEWSポストセブン
ゆっくりとベビーカーを押す小室さん(2025年5月)
小室眞子さん“暴露や私生活の切り売りをビジネスにしない”質素な生活に米メディアが注目 親の威光に頼らず自分の道を進む姿が称賛される
女性セブン
組織改革を進める六代目山口組で最高幹部が急逝した(司忍組長。時事通信フォト)
【六代目山口組最高幹部が急逝】司忍組長がサングラスを外し厳しい表情で…暴排条例下で開かれた「厳戒態勢葬儀の全容」
NEWSポストセブン
藤浪晋太郎(左)に目をつけたのはDeNAの南場智子球団オーナー(時事通信フォト)
《藤浪晋太郎の“復活計画”が進行中》獲得決めたDeNAの南場智子球団オーナーの“勝算” DeNAのトレーニング施設『DOCK』で「科学的に再生させる方針」
週刊ポスト
手を繋いでレッドカーペットを歩いた大谷と真美子さん(時事通信)
《「ダサい」と言われた過去も》大谷翔平がレッドカーペットでイジられた“ファッションセンスの向上”「真美子さんが君をアップグレードしてくれたんだね」
NEWSポストセブン
「漫才&コント 二刀流No.1決定戦」と題したお笑い賞レース『ダブルインパクト』(番組公式HPより)
夏のお笑い賞レースがついに開催!漫才・コントの二刀流『ダブルインパクト』への期待と不安、“漫才とコントの境界線問題”は?
NEWSポストセブン
パリの歴史ある森で衝撃的な光景に遭遇した__
《パリ「ブローニュの森」の非合法売買春の実態》「この森には危険がたくさんある」南米出身のエレナ(仮名)が明かす安すぎる値段「オーラルは20ユーロ(約3400円)」
NEWSポストセブン
韓国・李在明大統領の黒い交際疑惑(時事通信フォト)
「市長の執務室で机に土足の足を乗せてふんぞり返る男性と…」韓国・李在明大統領“マフィアと交際”疑惑のツーショットが拡散 蜜月を示す複数の情報も
週刊ポスト
中核派の“ジャンヌ・ダルク”とも言われるニノミヤさん(仮称)の壮絶な半生を取材した
高校時代にレイプ被害で自主退学に追い込まれ…過去の交際男性から「顔は好きじゃない」中核派“謎の美女”が明かす人生の転換点
NEWSポストセブン
白石隆浩死刑囚
《死刑執行》座間9人殺害の白石死刑囚が語っていた「殺害せずに解放した女性」のこと 判断基準にしていたのは「金を得るための恐怖のフローチャート」
NEWSポストセブン
ゆっくりとベビーカーを押す小室さん(2025年5月)
《小室圭さんの赤ちゃん片手抱っこが話題》眞子さんとの第1子は“生後3か月未満”か 生育環境で身についたイクメンの極意「できるほうがやればいい」
NEWSポストセブン
中核派の“ジャンヌ・ダルク”とも言われるニノミヤさん(仮称)の壮絶な半生を取材した
【独占インタビュー】お嬢様学校出身、同性愛、整形400万円…過激デモに出没する中核派“謎の美女”ニノミヤさん(21)が明かす半生「若い女性を虐げる社会を変えるには政治しかない」
NEWSポストセブン