2019年にコーチに就任すると、練習嫌いの現役時代の自分を逆手に取って、選手に『鉄は熱いうちに打て』と鞭を振るっている。
「確かに才能ほどには活躍できなかった人が言うと、説得力があるのかもしれません。元木ヘッドの頃にはありませんでしたが、昔のパ・リーグは“二日酔いのまま球場に来て猛打賞を打った”などの武勇伝が好まれるような時代でもあった。全体的に見れば、今の選手は真面目に練習している。元木ヘッドのように『3年ぶりキャンプ第1クールクリア』という見出しが踊るような選手はもう現れないかもしれません」
プロ野球キャンプにも、様々なドラマがある。