高齢者の多くの人が多剤

高齢者の多くの人が多剤

B子「私も、今後コレステロール値が高くなったとしてもスタチンをのむのは避けたい。女性の立場からすると、肌がかさつく副作用も見過ごせないですし……。それに、女性は血液検査で高脂血症に該当する数値だったからといって、心筋梗塞や脳梗塞につながるケースは男性より少ないといわれていますから」

C彦「なるべくのまずに済ませたいというのは、生活習慣病の薬全般に言えること。実はぼく自身も50代になって血圧やコレステロール値が高くなり、生活習慣病の危険を感じたのですが、薬をのんで数値がよくなっても、根本的に治るわけではないというのはよくわかっています。

 だから、食事をコントロールして7kgダイエットしました。処方する立場でこんなことを言うのは忍びないですが、ぼくはそれくらい薬に頼りたくないと、常々思っています(苦笑)」

A男「生活習慣病の薬は一度のみはじめるとやめられなくなるのもやっかいですよね。のめばある程度数値がよくなるのはたしかですが、断薬するとすぐに戻ってしまうケースを、これまでうんざりするくらい見てきました。糖尿病の『SU剤』なんてその最たるもの。血糖を下げすぎて低血糖になるという副作用も深刻だし、最近は新しい薬も出ているからあえてこの薬をのむ意味を見いだせません」

B子「糖尿病薬といえば、ダイエット目的で健康な人にも血糖値を下げる糖尿病治療薬の『GLO-1受容体作動薬』を処方している病院もあると聞きますが、あれは本当に危険。たしかに食欲が減退し、のんでいる間は減量はできるのですが、服用をやめるとまた戻ってしまうために、手放せず依存状態に陥ってしまう。副作用の胃腸障害も気がかりです」

※女性セブン2022年2月17・24日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

大谷翔平選手(時事通信フォト)と妻・真美子さん(富士通レッドウェーブ公式ブログより)
《水原一平ショック》大谷翔平は「真美子なら安心してボケられる」妻の同級生が明かした「女神様キャラ」な一面
NEWSポストセブン
裏金問題を受けて辞職した宮澤博行・衆院議員
【パパ活辞職】宮澤博行議員、夜の繁華街でキャバクラ嬢に破顔 今井絵理子議員が食べた後の骨をむさぼり食う芸も
NEWSポストセブン
海外向けビジネスでは契約書とにらめっこの日々だという
フジ元アナ・秋元優里氏、竹林騒動から6年を経て再婚 現在はビジネス推進局で海外担当、お相手は総合商社の幹部クラス
女性セブン
岸信夫元防衛相の長男・信千世氏(写真/共同通信社)
《世襲候補の“裏金相続”問題》岸信夫元防衛相の長男・信千世氏、二階俊博元幹事長の後継者 次期総選挙にも大きな影響
週刊ポスト
女優業のほか、YouTuberとしての活動にも精を出す川口春奈
女優業快調の川口春奈はYouTubeも大人気 「一人ラーメン」に続いて「サウナ動画」もヒット
週刊ポスト
二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ
《独立後相次ぐオファー》二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ 「終盤に出てくる重要な役」か
女性セブン
真剣交際していることがわかった斉藤ちはると姫野和樹(各写真は本人のインスタグラムより)
《匂わせインスタ連続投稿》テレ朝・斎藤ちはるアナ、“姫野和樹となら世間に知られてもいい”の真剣愛「彼のレクサス運転」「お揃いヴィトンのブレスレット」
NEWSポストセブン
デビュー50年の太田裕美、乳がん治療終了から5年目の試練 呂律が回らず歌うことが困難に、コンサート出演は見合わせて休養に専念
デビュー50年の太田裕美、乳がん治療終了から5年目の試練 呂律が回らず歌うことが困難に、コンサート出演は見合わせて休養に専念
女性セブン
交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン
破局した大倉忠義と広瀬アリス
《スクープ》広瀬アリスと大倉忠義が破局!2年交際も「仕事が順調すぎて」すれ違い、アリスはすでに引っ越し
女性セブン
大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン