●人類史上初の大技で金 採点方法には王者も苦言を
スノーボード男子ハーフパイプ 平野歩夢選手(23才)
超大技『トリプルコーク1440』を決めて史上最高難易度の構成を成功させて、スノーボードでは日本史上初の金メダルを逆転で獲得! 実は決勝2回目の演技でも同じルーティンを決めていたが得点が思うように伸びず、本人のみならず他国からも疑問の声が上がったほど。今回の採点について「今後のスノーボードのジャッジ全体を含めた基準として、今回はどこを見ていたのかという説明を改めて聞くべきだと思います」と会見で言及した。
ちなみに、平野選手のラストランの直前に中継をしていたNHKがサブチャンネルに切り替えが必要になり、視聴者が混乱するハプニングも。
●失格を他国の選手も疑問視
スノーボード女子パラレル大回転 竹内智香選手(38才)
ソチ五輪銀メダリストの竹内選手が、決勝トーナメント1回戦で転倒、それを進路妨害をしたとみなされ途中棄権扱いに。レース後に抗議したが判定は覆らず、失格とされてしまった。「終わり方が不完全燃焼というか、納得できない」と悔しさをにじませた。