(写真/AFLO)

肩肘張らない雰囲気も魅力(写真/AFLO)

「奥さまは、仕事がなくても小日向さんにアルバイトなどをさせることもなく、“いずれ芽が出るから”とどんと構えていたそうです。

 ずっと家にいる小日向さんが、思い詰めて『言いたいことがあるなら言えよ』と逆ギレしたときも、『かわいそうに』と抱きしめてくれたそうなんです」(前出・舞台関係者)

 すると、47才で木村拓哉主演の大ヒットドラマ『HERO』(2001年・フジテレビ系)の検察事務官役に抜擢。瞬く間にドラマや映画に欠かせないバイプレーヤーになった。しかし、夫が売れても妻は変わらなかったという。

「夫が急に売れれば、生活が派手になる奥さんも多いなか、彼女は見事なくらい変わりません。

 小日向さんは『こんなに稼いでいるんだから派手になってもいいのに』と“クレーム”を付けていましたよ(笑い)。最近は『変わったことと言えば、とにかくたくさん食べるようになったことかな……』と半分ノロケのようなことも口にしています。お金の心配をせずに食事ができることが幸せなんですね」(別の舞台関係者)

 小日向もまた、妻への向き合い方を変えていないようだ。

「奥さんには『行ってきます』のキスを欠かさないそうなんです。小日向さんは『口にじゃなくて、おでこにだよ』なんて照れくさそうに言いますが、それが家庭円満の秘訣なのでしょう」(前出・別の舞台関係者)

 温かい家庭をつくっているのは妻だけではない。苦労を共にしてきた2人の息子も父親の背中を追って俳優になった。

「どちらも小日向さんと同じ事務所に所属していて、2021年の大河ドラマ『青天を衝け』(NHK)で兄弟共演をしたことが話題になりました」(前出・テレビ局関係者)

 小日向一家の躍進は続く。

※女性セブン2022年3月17日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

ニューヨークのイベントでパンツレスファッションで現れたリサ(時事通信フォト)
《マネはお勧めできない》“パンツレス”ファッションがSNSで物議…スタイル抜群の海外セレブらが見せるスタイルに困惑「公序良俗を考えると難しいかと」
NEWSポストセブン
中国でライブをおこなった歌手・BENI(Instagramより)
《歌手・BENI(39)の中国公演が無事に開催されたワケ》浜崎あゆみ、大槻マキ…中国側の“日本のエンタメ弾圧”相次ぐなかでなぜ「地域によって違いがある」
NEWSポストセブン
韓国・漢拏山国立公園を訪れいてた中黒人観光客のマナーに批判が殺到した(漢拏山国立公園のHPより)
《スタバで焼酎&チキンも物議》中国人観光客が韓国の世界遺産で排泄行為…“衝撃の写真”が拡散 専門家は衛生文化の影響を指摘「IKEAのゴミ箱でする姿も見ました」
NEWSポストセブン
 チャリティー上映会に天皇皇后両陛下の長女・愛子さまが出席された(2025年11月27日、撮影/JMPA)
《板垣李光人と同級生トークも》愛子さま、アニメ映画『ペリリュー』上映会に グレーのセットアップでメンズライクコーデで魅せた
NEWSポストセブン
リ・グァンホ容疑者
《拷問動画で主犯格逮捕》“闇バイト”をした韓国の大学生が拷問でショック死「電気ショックや殴打」「全身がアザだらけで真っ黒に」…リ・グァンホ容疑者の“壮絶犯罪手口”
NEWSポストセブン
渡邊渚アナのエッセイ連載『ひたむきに咲く』
「世界から『日本は男性の性欲に甘い国』と言われている」 渡邊渚さんが「日本で多発する性的搾取」について思うこと
NEWSポストセブン
“ミヤコレ”の愛称で親しまれる都プロにスキャンダル報道(gettyimages)
《顔を伏せて恥ずかしそうに…》“コーチの股間タッチ”報道で謝罪の都玲華(21)、「サバい〜」SNSに投稿していた親密ショット…「両親を悲しませることはできない」原点に立ち返る“親子二人三脚の日々”
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
「山健組組長がヒットマンに」「ケーキ片手に発砲」「ラーメン店店主銃撃」公判がまったく進まない“重大事件の現在”《山口組分裂抗争終結後に残された謎》
NEWSポストセブン
ガーリーなファッションに注目が集まっている秋篠宮妃の紀子さま(時事通信フォト)
《ただの女性アナファッションではない》紀子さま「アラ還でもハート柄」の“技あり”ガーリースーツの着こなし、若き日は“ナマズの婚約指輪”のオーダーしたオシャレ上級者
NEWSポストセブン
世界中でセレブら感度の高い人たちに流行中のアスレジャーファッション(左・日本のアスレジャーブランド「RUELLE」のInstagramより、右・Backgrid/アフロ)
《広瀬すずもピッタリスパッツを普段着で…》「カタチが見える服」と賛否両論の“アスレジャー”が日本でも流行の兆し、専門家は「新しいラグジュアリーという捉え方も」と解説
NEWSポストセブン
子宮体がんだったことを明かしたタレントの山瀬まみ
《“もう言葉を話すことはない”と医師が宣告》山瀬まみ「子宮体がん」「脳梗塞」からの復帰を支えた俳優・中上雅巳との夫婦同伴姿
NEWSポストセブン
海外セレブの間では「アスレジャー
というファッションジャンルが流行(画像は日本のアスレジャーブランド、RUELLEのInstagramより)
《ぴったりレギンスで街歩き》外国人旅行者の“アスレジャー”ファッションに注意喚起〈多くの国では日常着として定着しているが、日本はそうではない〉
NEWSポストセブン