第3話より (c)テレビ朝日・東映AG・東映

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脚本家・井上敏樹の手腕

 作品の“革新性”という点で注目を集めているのが、1991〜1992年に放送された『鳥人戦隊ジェットマン』以来31年ぶりにメイン脚本を務める井上敏樹氏の存在だ。

「前作の『機界戦隊ゼンカイジャー』は、シリーズ45作記念作品だったので、スーパー戦隊がそれまで培ってきた様々なノウハウを踏まえた上で集大成的な作品にすることを目指しました。一方でそれはスーパー戦隊シリーズという枠の中で最大限に努力したに過ぎないとも言えます。

 今作の『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』では、そこを越えていきたい。枠ではなく材料としてのスーパー戦隊からどんな新しいものができるのかチャレンジしていきたいと思っています。

 そうした中、今回31年ぶりにメイン脚本を担当される井上敏樹先生は、初期のスーパー戦隊シリーズを知っていらっしゃる方。なのでスーパー戦隊のベースを踏まえた上で、そこを遵守するのではなくて、どうしたら飛び越えられるのかチャレンジできる方だと思うんです。

 これは世代的なことでもありますが、物心がついたときにすでにスーパー戦隊が世の中に存在していたという人にとっては、なかなかそこから脱却することは難しい。しかし井上先生の場合はそうではない。“スーパー戦隊をいくらでも変えられる”という感覚を持っていらっしゃると思うんです」(同前)

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