小澤征爾氏の資産をめぐり財団設立など、新たな動きがある
3月に小澤家の兄弟3人で語り合った『小澤征爾、兄弟と語る』(岩波書店)を上梓した征爾氏の兄、俊夫さんはこう語る。
「征爾とは数年前に会ったのが最後で、本に書いたのもそのとき話したことなんです。いまは長く歩くことは難しいみたいだし、移動も車いすが多いみたいだけど、家の周りを散歩していると聞くから、そんなに心配するほどでもないんじゃないかな。今年になってからも、電話で話しましたよ。元気か?と聞いたら『うん』と。すこぶる元気というわけではないようですが、それなりに元気にしていると思います」
分断した家族が再び調和を奏でる日は来るだろうか。
※女性セブン2022年4月7・14日号