チェックの襟付き悠仁さま
こと私服となると、悠仁さまご本人のお誕生日や、秋篠宮さまのお誕生日に際して公開されるご近影に、たいてい「チェックの襟付きシャツ」という出で立ちでおさまっていらっしゃった。
「お誕生日写真などは、服装が与えるイメージや季節感などに配慮して、紀子さまが選ばれることもあるようです。将来の天皇というお立場ではありますが、超高級品だとか、オーダーメイドのものといったことはありません」(宮内庁関係者)
とはいえ、お立場上、悠仁さまがウインドウショッピングを楽しまれるわけにはいかない。
「既製品がほとんどで、ユニクロといったファストファッションブランドのものも着用されているようです。購入の際はカタログから選ばれたり、百貨店の外商を利用したり、職員が買いに出ることが多いようですね」(前出・宮内庁関係者)
しかしながら、「私服通学」とはいえ、悠仁さまが“個性派ファッション”に身を包まれるわけにはいかないようだ。
上皇陛下と70年来の親交がある織田和雄氏は、かつてNEWSポストセブンの取材に次のように明かしていた。
「(上皇)陛下は皇太子時代から、いついかなる時でもネクタイを締めた洋風のスーツスタイルでした。(中略)私は陛下と葉山御用邸に泊まって一緒にお風呂に入りましたが、その後も陛下はきちんとスーツをお召しになっていました。普通、湯上りはくつろいだ服装で過ごしたいものですが、将来天皇となるご自覚と強い意志は、当時から服装にも表れていました」
前出の宮内庁関係者が続ける。
「高校での生活は悠仁さまにとってプライベートにあたる部分ではありますが、皇室へのイメージ作りに加え、将来即位したときのことまで考えると、奇抜なスタイルというのはなかなか難しい。一方、高校生が毎日スーツというわけにもいかないでしょう。紀子さまのご意見も大きく反映されることと思いますし、そうなると『襟付きチェックシャツ』というのが現実的な選択肢になると思います」
ファッションの面では、悠仁さまが「自由な校風」を満喫される、というわけではないようだ。