複雑性PTSDでも「私は働ける」
『女性セブン』4月7日発売号で詳報した通り、眞子さんは仕事を始める準備を進めつつある。ニューヨークのメトロポリタン美術館(MET)のウェブサイトに「Mako Komuro」の名前が入った文書が登場。学生時代に学んだ知識を活かした仕事に携わったのだ。
「文書は、METのウェブサイト上で発表されました。METは世界最大級の美術館で、小室さん夫婦の自宅から車で10分の距離にあります」(前出・皇室記者)
眞子さんの署名が入った文書の公開日は2月3日。小室さんの2回目の試験日の数週間前だ。なぜ眞子さんはMETで活動を開始するに至ったのか。前出の在米ジャーナリストは「『O-1ビザ』(通称・アーティストビザ)に目をつけたのでしょう」と分析する。
「『O-1』は、芸術や科学などの分野で卓越した能力があると認められた人が得られるビザです。『H-1B』とは異なり、抽選制ではありません。
眞子さんは、大学時代に美術分野を学び、留学先の英レスター大学大学院では博物館学の修士を取得しました。学芸員の資格も得ています。また、国際陶磁器フェスティバル美濃では名誉総裁を務めた。そうした経歴があれば、METで活動することは可能です。METのバックアップのもと、芸術分野のスペシャリストとして『O-1』の取得を目指したのではないか」
しかし、眞子さんには懸案事項があった。渡米前に公表した「複雑性PTSD」だ。
「PTSDを患う眞子さんのビザの申請を通すためには、“私は働ける”という実績が必要でしょう。そこで選ばれたのが、METのウェブサイトに署名入りの解説文書を掲載する、という手段だったのではないか」(前出・宮内庁関係者)
METのウェブサイトで公開されているほかの解説文書には、執筆者の署名はない。まるで「Mako Komuro」の仕事ぶりだけがアピールされているかのようだ。
陣頭指揮は常に眞子さん
アメリカ国内での“活動実績”ができた眞子さんが「O-1」を取得すれば、小室さんは配偶者ビザを得ることができる。
「ただし、配偶者ビザではルール上、働くことができません。でも、それでいいんです。小室さんが何もしない方が、効率よく実務を進められる。私たちは、あくまで眞子さんのサポートに徹するまでです」(前出・外務省関係者)