大相撲五月場所 幕内力士・小兵ランキング
【第1位】照強(伊勢ヶ濱部屋)111kg・169cm
西前頭8枚目。兵庫県南あわじ市出身の27才。阪神・淡路大震災の日に誕生。取組前に大量の塩をまく。
【第2位】翠富士(伊勢ヶ濱部屋)112kg・171cm
西前頭16枚目。静岡県焼津市出身の25才。近畿大学を2年で中退して角界入り。今場所より幕内復帰。
【第3位】石浦(宮城野部屋)119kg・176cm
東前頭16枚目。鳥取市出身の32才。一時は格闘家を目指すも、白鵬の内弟子として角界入りした。
【第4位】若隆景(荒汐部屋)131kg・180cm
先場所優勝し、今後は大関を狙う東関脇の27才。兄は若隆元と若元春で、大波3兄弟の三男。
【第5位】琴恵光(佐渡ヶ嶽部屋)132kg・176cm
西前頭7枚目。宮崎県延岡市出身の30才。祖父は元十両の松恵山。得意技は右四つ・寄り・押し。
一方の小兵力士は、スピーディーに技を繰り出し、「小よく大を制す!」で巨漢力士を転がすのは爽快だ。
「小兵1位は豪快に塩をまく照強、2位は再入幕の翠富士。1、2位は伊勢ヶ濱部屋で、3位の石浦と炎鵬(十両・97kg)は宮城野部屋で、同じ一門。ともに横綱・白鵬(間垣親方)の土俵入りの太刀持ち・露払いを務め、“スー女”の人気が高い」
先場所優勝し、この五月場所が大関とりの足掛かりとなる若隆景も立派な小兵力士だ。
「先場所の千秋楽で、解説の北の富士勝昭さんが『千代の富士が一気に強くなった頃を思い出す』と話していました。調べてみると、千代の富士は183cm、127kgで体格はほぼ一緒で、体つきもよく似ています。大関、横綱と昇進したら、令和の千代の富士といわれるかも」
五月場所はまだ始まったばかりだが、巨漢VS小兵の取組に注目してみよう。
※女性セブン2022年5月26日号