芸能

純烈の新メンバーに多くの芸能人が立候補する理由 “優良企業”であることやリーダー酒井のプロデュース力も

純烈の新メンバーに多くのタレントが手を上げた

純烈の新メンバーに多くのタレントが手を上げた

 メンバーの小田井涼平の卒業にともない、“新メンバー”が注目されている「純烈」。これまで多くのアナウンサーや芸能人が立候補したことが話題を集めている。なぜ多くのタレントたちが純烈に入りたがるのか? コラムニストで放送作家の山田美保子さんが綴る。

 * * *
 発端は4月末、ライブ会場で「純烈」のリーダー・酒井一圭が発した「1人か2人か3人かはわからへんけど、何人か入れる。3人ではやらへん」だった。同月1日、メンバーの小田井涼平が年内いっぱいでグループを卒業すると発表したのに伴い、グループのプロデューサーでもある酒井は新メンバーを迎える構想があると漏らしたのである。

 しかし公に募集告知をしたわけでもなければ、オーディションの予定を発表したわけでもない。なのに「『純烈』のオーディション」なるワードが広まることに……。その理由は5月11日に急逝したダチョウ倶楽部の上島竜兵さんへ向けた肥後克広の追悼コメント。「(寺門ジモンと)二人で『純烈』のオーディションを受けます」との一文が含まれていたからである。

 以来、元アイドル、お笑い芸人、地方局のアナウンサーらが「純烈」への加入を切望。所属事務所への問い合わせが殺到したのだ。

 その中には、初代「いいとも青年隊」であり、それより前には「劇団一世風靡」の前身「劇団零心会」に参加していた野々村真の名前もあった。『女性セブン』の直撃に対し、野々村は「昔はお昼の生放送(フジテレビ系『笑っていいとも!』)でお茶の間のアイドルとして全国津々浦々飛び回り、歌って踊ってウキウキウォッチングしていました。(中略)もう一度、新人の気持ちで頑張ります!」と超前向きに返答。それは当サイトでも報じられ、ネットニュースのトピックスに上がるほど話題になった。

 その記事を元に、17日、野々村がコメンテーターを務める『アップ!』(メ~テレ)のエンタメコーナーが「純烈」の事務所に取材をかけた。「当初はマネージャーさんからコメントをもらう予定だったのに、リーダーの酒井さんが直々に対応してくれた」と担当ディレクターが驚いていた。そのコーナーに出演していた筆者もおおいに驚きながら、酒井から野々村への“返答”内容を生で見守った。

リーダー酒井が挙げる新メンバーの条件

 まず酒井が挙げる新メンバーの条件は「175cm~2mの背が高い人で、ある程度、歌って踊れる人が理想」。プロフィール上の身長が182cmで「最近、年取って少し縮んだけれど」と苦笑しつつも最初の条件をクリアした野々村は前のめりでパネルを見つめていた。これはサービスでもシャレでもないと理解した筆者は少なからず衝撃を憶えた。

 続いての条件は「最も重要なのは内面。安いご飯をおいしく食べられる素朴な人柄」だ。これに対し、野々村は「妻(俊恵さん・旧芸名・坂上とし恵)が作る料理は美味しいんだけど」と恐妻家の一面を覗かせながら、「安いご飯、おいしく食べられますよ。大丈夫」と胸を張った。

 いよいよ、野々村が「純烈」の新メンバーになれるか否かの酒井からの回答である。果たして、島貫凌アナウンサーの煽りでめくられたパネルには「先輩、申し訳ないです。野々村先輩は『いいとも青年隊』として時代を築いたレジェンド。『純烈』は、まだ名前が通っていない人が頑張る場所だと思っています!!」と。つまり結果は「NO」だったのである。

 続いて酒井は、「『野々村真とハッピー&ピンク』のような新しい歌謡グループを結成し、一緒に歌謡界を盛り上げませんか? 絶対にマダムは応援してくれます」という“提案”まで示し、野々村の“天然キャラ”に期待をこめた。

関連記事

トピックス

9月に成年式を控える悠仁さま(2025年4月、茨城県つくば市。撮影/JMPA)
悠仁さまが学園祭にご参加、裏方として“不思議な飲み物”を販売 女性グループからの撮影リクエストにピースサイン、宮内庁関係者は“会いに行ける皇族化”を懸念 
女性セブン
V9伝説を振り返った長嶋茂雄さんのロングインタビューを再録
【長嶋茂雄さんロングインタビュー特別再録】永久不滅のV9伝説「あの頃は試合をしていても負ける気がしなかった。やっていた本人が言うんだから間違いないよ」
週刊ポスト
山尾志桜里氏(=左。時事通信フォト)と望月衣塑子記者
山尾志桜里氏“公認取り消し問題”に望月衣塑子記者が国民民主党・玉木代表を猛批判「自分で出馬を誘っておいて、国民受けが良くないと即切り捨てる」
週刊ポスト
“超ミニ丈”のテニスウェア姿を披露した園田選手(本人インスタグラムより)
《けしからん恵体で注目》プロテニス選手・園田彩乃「ほしい物リスト」に並ぶ生々しい高単価商品の数々…初のファンミ価格は強気のお値段
NEWSポストセブン
オンラインカジノを利用していたことが判明した山本賢太アナウンサー(ホームページより)
フジテレビ・山本賢太アナのオンラインカジノ問題で懸念される“局内汚染”「中居氏の問題もあるなかで弱り目に祟り目のダメージになる」
週刊ポスト
「〈ゆりかご〉出身の全員が、幸せを感じて生きられるのが理想です。」
「自分は捨てられたと思うのは簡単。でも…」赤ちゃんポスト第1号・宮津航一さん(21)が「ゆりかごは《子どもの捨て場所》じゃない」と思う“理由”
NEWSポストセブン
都内の人気カフェで目撃された田中将大&里田まい夫妻(時事通信フォト/HPより))
《ファーム暮らしの夫と妻・里田まい》巨人・田中将大が人気カフェデートで見せた束の間の微笑…日米通算200勝を目前に「1軍から声が掛からない事情」
NEWSポストセブン
浅草・浅草寺で撮影された台湾人観光客の写真が物議を醸している(Xより)
「私に群がる日本のファンたち…」浅草・台湾人観光客の“#羞恥任務”が物議、ITジャーナリスト解説「炎上も計算の内かもしれません」
NEWSポストセブン
ブラジルを公式訪問されている秋篠宮家の次女・佳子さま(時事通信フォト)
《スヤスヤ寝顔動画で話題の佳子さま》「メイクは引き算くらいがちょうどよいのでは…」ブラジル訪問の“まるでファッションショー”な日替わり衣装、専門家がワンポイントアドバイス【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
2013年大阪桐蔭の春夏甲子園出場に主力として貢献した福森大翔(本人提供)
【10万人に6例未満のがんと闘う甲子園のスター】絶望を支える妻の献身「私が治すから大丈夫」オリックス・森友哉、元阪神・西岡や岩田も応援
NEWSポストセブン
ブラジル公式訪問中の佳子さま(時事通信フォト)
《佳子さまの寝顔がSNSで拡散》「本当に美しくて、まるで人形みたい」の声も 識者が解説する佳子さま“現地フィーバー”のワケ
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 食卓を汚染する「危ない輸入冷凍食品」の闇ほか
「週刊ポスト」本日発売! 食卓を汚染する「危ない輸入冷凍食品」の闇ほか
NEWSポストセブン