芸能

東京五輪のない今年も?『オールドルーキー』など夏ドラマのスタートが早くなっている理由

バンド活動がいちばん楽しいと語っていた綾野

綾野剛主演『オールドルーキー』は6月スタート

 これから最終回を迎える春ドラマもある中、夏ドラマが続々とスタートを切っている。この夏、例年より早くスタートをする夏ドラマが増えているのだ。いったいなぜか? コラムニストでテレビ解説者の木村隆志さんがその背景を解説する。

 * * *
 26日夜、日曜劇場『オールドルーキー』(TBS系)の第1話が放送されます。「あれ?もうはじまるの?」と思った人もいるのではないでしょうか。

 30日に最終話が放送される『やんごとなき一族』(フジテレビ系)など、まだ終了していない春ドラマが少なくない上に、『オールドルーキー』はホームページの「はじめに」に“2022年7月期の日曜劇場”と書かれているように、本来は7月スタートの作品。通常、日本の連ドラは1月、4月、7月、10月の第1週から第4週の間でスタートし、なかでも最も多いのは第3週あたりだけに、「早いな」と感じて当然なのです。

 しかし、それ以外の作品を見ても、6月25日に『空白を満たしなさい』(NHK、土曜22時)、30日に『量産型リコ ―プラモ女子の人生組み立て記―』(テレビ東京系、木曜24時30分)がスタート。

 7月に入ってからも、1日に『晩酌の流儀』(テレビ東京系、金曜24時52分)、2日に『彼女、お借りします』(ABC・テレビ朝日系、土曜26時30分)、4日に『星新一の不思議な不思議な短編ドラマ(NHK、月~木曜22時45分)、5日に『ユニコーンに乗って』(TBS系、火曜22時)、6日に『テッパチ!』(フジテレビ系、水曜22時)と『みなと商事コインランドリー」(テレビ東京系、水曜24時30分)、7日に『六本木クラス』(テレビ朝日系、木曜21時)と『オクトー~感情捜査官 心野朱梨~』(読売テレビ・日本テレビ系、木曜23時59分)、8日に『石子と羽男 ―そんなコトで訴えます?―』(TBS系、金曜22時)と『雪女と蟹を食う』(テレビ東京系、金曜24時12分)。

 11日に『競争の番人』(フジテレビ系、月曜21時)と『赤いナースコール』(テレビ東京系、月曜23時6分)、12日に『プリズム』(NHK、火曜22時)と『運命警察』(テレビ東京系、火曜24時30分)、13日に『刑事7人』(テレビ朝日系、水曜21時)、14日に『遺留捜査』(テレビ朝日系、木曜20時)、『純愛ディソナンス』(フジテレビ系、木曜22時)と、大半が7月第2週までにスタートします。

 主要作で7月第3週以降にスタートするのは、16日に『初恋の悪魔』(土曜22時)、20日に『家庭教師のトラコ』(水曜22時)、24日に『新・信長公記 ~クラスメイトは戦国武将~』(日曜22時30分)を放送する日本テレビ系の3作と、18日に『魔法のリノベ』(月曜22時)を放送するカンテレ・フジテレビ系の1作のみです。

 なぜ今年の7月期ドラマは、これほど早いスタートなのでしょうか。

関連キーワード

関連記事

トピックス

五輪出場を辞退した宮田
女子体操エース・宮田笙子の出場辞退で“犯人探し”騒動 池谷幸雄氏も証言「体操選手とたばこ」の腐れ縁
女性セブン
米国ハリウッド女優のデミ・ムーア(本人のインスタグラムより)
【61才で紐みたいなビキニ姿】ハリウッド女優デミ・ムーアが大胆水着で孫と戯れる写真公開!「豊胸手術などで数千万円」驚愕の美魔女スタイル
NEWSポストセブン
熱愛を報じられたことがないSixTONESジェシー
《綾瀬はるかと真剣交際》熱愛を報じられたことがないSixTONESジェシー「本当に好きな彼女ができた」「いまが本当に幸せ」と惚気けていた
女性セブン
伊藤被告。Twitterでは多くの自撮り写真を公開していた
【29歳パパ活女子に懲役5年6か月】法廷で明かされた激動の半生「14歳から援助交際」「友人の借金を押しつけられネカフェ生活」「2度の窃盗歴」
NEWSポストセブン
中学の時から才能は抜群だったという宮田笙子(時事通信フォト)
宮田笙子「喫煙&飲酒」五輪代表辞退騒動に金メダル5個の“体操界のレジェンド”が苦言「協会の責任だ」
週刊ポスト
熱愛が発覚した綾瀬はるかとジェシー
《SixTONESジェシーと綾瀬はるかの熱愛シーン》2人で迎えた“バースデーの瞬間”「花とワインを手に、彼女が待つ高級マンションへ」
NEWSポストセブン
熱い男・松岡修造
【パリ五輪中継クルーの“円安受難”】松岡修造も格安ホテル 突貫工事のプレスセンターは「冷房の効きが悪い」、本番では蒸し風呂状態か
女性セブン
綾瀬はるかが交際
《綾瀬はるか&SixTONESジェシーが真剣交際》出会いは『リボルバー・リリー』 クランクアップ後に交際発展、ジェシーは仕事場から綾瀬の家へ帰宅
女性セブン
高校時代の八並被告
《福岡・12歳女児を路上で襲い不同意性交》「一生キズが残るようにした」八並孝徳被告は「コミュニケーションが上手くないタイプ」「小さい子にもオドオド……」 ボランティアで“地域見守り活動”も
NEWSポストセブン
高橋藍選手
男子バレーボール高橋藍、SNSで“高級時計を見せつける”派手な私生活の裏に「バレーを子供にとって夢があるスポーツにしたい」の信念
女性セブン
幅広い世代を魅了する綾瀬はるか(時事通信フォト)
《SixTONESジェシーと真剣交際》綾瀬はるかの「塩への熱いこだわり」2人をつなぐ“食” 相性ぴったりでゴールインは「そういう方向に気持ちが動いた時」
NEWSポストセブン
いまは受験勉強よりもトンボの研究に夢中だという(2023年8月、茨城県つくば市。写真/宮内庁提供)
悠仁さま“トンボ論文”研究の場「赤坂御用地」に侵入者 専門家が警備体制、過去の侵入事件を解説
NEWSポストセブン