「番宣」について持論を展開した
マツコから「そんなにあれ(番宣出演は)効果無いからな」と言われると、前のめりに「そうなんですよ~。私が何に出たとしても、ドラマを見ようと思ってる人は見るし、見ない人は私が何に出ても見ないですから! 本当に番宣って何の効果も無いと思う」と、テレビ界のタブーとも取れるぶっちゃけ話を展開した。
ほかのバラエティー番組へのゲスト出演は全て断ったが、この『マツコ会議』だけは、マツコ相手に本音で話せると思い、出演を決断したという。
ほかにも、その番宣出演でおもしろエピソードを求められること、ドラマ撮影時にいちいちSNS用の撮影を請われることにもボヤくなど、日頃の不満を全て明かしたのだ。
あるドラマ制作のスタッフは「我々には耳の痛い内容ですが、的を射てもいらっしゃる。だから、マツコさんも『(江口さんは)イカれてるけど貴重な存在』と大笑いしながら称賛されたのです」と語る。
番宣の稼働分は、最初からドラマ出演料の中に組み込まれていて、実質ノーギャラというケースもあるという。手あたり次第に出演しまくり、皆が金太郎飴のようにステレオタイプに振る舞うよりも、江口のような異端がいる方が、アクセントにもなるだろう。
色んな意味で、江口は令和のテレビ業界に“オンリーワンな貢献”をしているといえそうだ。