芸能

和田アキ子と上沼恵美子、街ブラで事実上の初共演 その裏に“したたかな計算”

和田アキ子は72才を迎えた

和田アキ子は72才を迎え、上沼恵美子と事実上の初共演

 芸能界の“意外な共演”が話題となっている。NHKは7月21日と28日の2週にわたって、街ブラバラエティー番組『アッコと恵美子』を放送。「アッコ」と「恵美子」とは、和田アキ子(72才)と上沼恵美子(67才)のことで、2人がロケで大阪の思い出の地を巡るという。

 和田と上沼は長年、“共演NG”と噂されていた。上沼が2015年に『あさイチ』(NHK)で、1994年に紅白歌合戦の司会を務めた際に陰湿ないじめにあったと告白。すぐさま“犯人探し”が始まり、上沼より年上で、なおかつ司会経験がある和田の存在がクローズアップされたのだ。

 その真偽は不明だが、2人は長らく“共演NG”とみられてきた。

「上沼さんは一度いざこざがあったら、相手から謝罪がない限り絶対に許さない人なんです。自分から謝ることもないはずです。だからと言って、アッコさんも謝るような人じゃない」(関西の芸能関係者)

 では、今回の共演はいかにして実現したのか。

「2年前の『わが心の大阪メロディー』(NHK)に上沼さんは司会者として、アッコさんは歌い手として出演しました。まさに28年前の紅白騒動の“再現”とみられたわけですが、その際、お二人が楽屋で会話をしていたそうで、周囲がざわつき始めたのです。それを見た勇気あるNHKのプロデューサーが、共演の企画を思いつき、恐る恐る打診したところ、意外にも双方快諾したそうです」(NHK関係者)

 歌番組以外では、これが事実上の初共演。その陰には2人の「したたかな計算がある」とみる関係者もいる。上沼は25年以上続いたレギュラー番組『快傑えみちゃんねる』(関西テレビ)が2020年に終了し、今年の4月には『おしゃべりクッキンク』(ABCテレビ)も終了した。

「現在の上沼さんはテレビの仕事が激減しています。昨年末に開設したYouTubeも当初は再生数が100万回を超えるなど話題を集めていましたが、最近は20万回に届かないこともある。挽回のために、アッコさんとの共演は大きなメリットがあると考えたのかもしれません。

 一方のアッコさんにも、地元大阪でもう一花咲かせたいという狙いがある。そのためには起爆剤が必要で、大阪での圧倒的な知名度を誇る上沼さんとの共演は渡りに船だったのでしょう。さらにアッコさんにはNHKに恩を売れれば、2016年以降オファーのない『紅白』出演の道が再び開けるかもしれない。そんな思いもあるのでは」(前出・関西の芸能関係者)

関連記事

トピックス

上原多香子の近影が友人らのSNSで投稿されていた(写真は本人のSNSより)
《茶髪で缶ビールを片手に》42歳となった上原多香子、沖縄移住から3年“活動休止状態”の現在「事務所のHPから個人のプロフィールは消えて…」
NEWSポストセブン
ラオス語を学習される愛子さま(2025年11月10日、写真/宮内庁提供)
《愛子さまご愛用の「レトロ可愛い」文房具が爆売れ》お誕生日で“やわらかピンク”ペンをお持ちに…「売り切れで買えない!」にメーカーが回答「出荷数は通常月の約10倍」
NEWSポストセブン
王子から被害を受けたジュフリー氏、若き日のアンドルー王子(時事通信フォト)
《10代少女らが被害に遭った“悪魔の館”写真公開》トランプ政権を悩ませる「エプスタイン事件」という亡霊と“黒い手帳”
NEWSポストセブン
「性的欲求を抑えられなかった」などと供述している団体職員・林信彦容疑者(53)
《保育園で女児に性的暴行疑い》〈(園児から)電話番号付きのチョコレートをもらった〉林信彦容疑者(53)が過去にしていた”ある発言”
NEWSポストセブン
『見えない死神』を上梓した東えりかさん(撮影:野崎慧嗣)
〈あなたの夫は、余命数週間〉原発不明がんで夫を亡くした書評家・東えりかさんが直面した「原因がわからない病」との闘い
NEWSポストセブン
テレ朝本社(共同通信社)
《テレビ朝日本社から転落》規制線とブルーシートで覆われた現場…テレ朝社員は「屋上には天気予報コーナーのスタッフらがいた時間帯だった」
NEWSポストセブン
62歳の誕生日を迎えられた皇后雅子さま(2025年12月3日、写真/宮内庁提供)
《愛子さまのラオスご訪問に「感謝いたします」》皇后雅子さま、62歳に ”お気に入りカラー”ライトブルーのセットアップで天皇陛下とリンクコーデ
NEWSポストセブン
竹内結子さんと中村獅童
《竹内結子さんとの愛息が20歳に…》再婚の中村獅童が家族揃ってテレビに出演、明かしていた揺れる胸中 “子どもたちにゆくゆくは説明したい”との思い
NEWSポストセブン
日本初の女性総理である高市早苗首相(AFP=時事)
《初出馬では“ミニスカ禁止”》高市早苗首相、「女を武器にしている」「体を売っても選挙に出たいか」批判を受けてもこだわった“自分流の華やかファッション”
NEWSポストセブン
「一般企業のスカウトマン」もトライアウトを受ける選手たちに熱視線
《ソニー生命、プルデンシャル生命も》プロ野球トライアウト会場に駆けつけた「一般企業のスカウトマン」 “戦力外選手”に声をかける理由
週刊ポスト
前橋市議会で退職が認められ、報道陣の取材に応じる小川晶市長(時事通信フォト)
《前橋・ラブホ通い詰め問題》「これは小川晶前市長の遺言」市幹部男性X氏が停職6か月で依願退職へ、市長選へ向け自民に危機感「いまも想像以上に小川さん支持が強い」
NEWSポストセブン
割れた窓ガラス
「『ドン!』といきなり大きく速い揺れ」「3.11より怖かった」青森震度6強でドンキは休業・ツリー散乱・バリバリに割れたガラス…取材班が見た「現地のリアル」【青森県東方沖地震】
NEWSポストセブン