手術野は径5センチと狭い。筒井医師が持つ白いハサミ状のものが最新のエナジーデバイス。出血させずに剥離・凝固・切開ができ、合併症を防ぐ効果が高い
筒井医師率いる甲状腺外科チームのカンファレンスでは、それぞれの症例の手術・治療の方向性について医師たちが意見を出し合う
切除した甲状腺左葉に付着した米粒大の正常副甲状腺。この副甲状腺を生着しやすいようにミンチ状にしてから、胸鎖乳突筋内に戻して自家移植する。副甲状腺は4腺あり、血液中のカルシウム濃度を調節する重要な役割を担う最小の内分泌臓器
執刀した甲状腺がん手術は2000例以上。「全力を出し尽くし、手術が終わった瞬間に『やりきった!』と思える手術を毎回目指しています」



