スポーツ

巨人坂本の女性スキャンダル問題が収束せず CS進出なら“再炎上”で球団も苦慮か

笑顔を見せる坂本勇人(時事通信フォト)

坂本勇人への批判が続く(時事通信フォト)

 2022年のプロ野球はいよいよ大詰め。今季はセ・パ両リーグとも混戦で、クライマックスシリーズ(CS)進出争いは最終戦までもつれそうだが、微妙な状況なのが巨人だ。巨人に残された試合は2つ(9月27日時点)。すでに自力でのCS進出の目は消え、連勝した上で他チームの結果待ちとなるが、チームの士気を大いに下げるのが坂本勇人(33才)の女性トラブルだ。

『文春オンライン』が坂本と元交際女性とのトラブルを報じたのは9月上旬のこと。女性を弄んだ挙げ句、妊娠が判明すると即座に中絶を要求する行動に非難の声が殺到したが、すでに当事者間で示談が成立していることもあってか、球団が坂本に対して何ら処分を下すことはなく、これが野球ファンの新たな反感を買う状況となっている。

「野球選手の女性スキャンダルは珍しくありませんが、これだけ騒動が収まらないのは珍しい。これは、坂本が球界屈指の人気選手なのが最大の理由ですが、テレビやスポーツ紙が完全にスルーしていることも大きな原因です。

 グループ会社の日本テレビや読売新聞、報知新聞だけではなく、この件に関してはあらゆるテレビやスポーツ紙が完全にスルー。箝口令が敷かれたとの報道もあり、“なぜ坂本だけ守られるのか”“なぜこのニュースを取り扱わないのか”と不信感が高まって、騒動が長引く結果になっています」(ネットニュース編集者)

 当の坂本はどこ吹く風で、報道後に打率はむしろ上昇。強靭なメンタルには驚かされるが、CS争いやCS進出後への影響は避けられない。

「巨人がこのまま勝ち進むためには、坂本の活躍が絶対に必要です。今季の成績は今ひとつですが、レギュラー最年長でチームのキャプテン。在籍16年目の彼は優勝経験も豊富で、チームの精神的支柱です。巨人はすでに2年連続の負け越しが決定しており、ファンの鬱憤は相当なもの。CS進出を逃せば、原(辰徳)監督の進退問題にも発展しかねません。

 しかし、チームにとって痛いのは、CSに進出すれば坂本の騒動も続くことです。CS進出を逃せば、騒動は自然に落ち着くでしょうが、CSに進出して坂本が活躍すれば、坂本バッシングは収まるどころかますます強まるはず。原監督も、坂本に関してはよほど注意してコメントしないと、いちいち批判を招きそうです」(フリーのスポーツライター)

関連記事

トピックス

麻原が「空中浮揚」したとする写真(公安調査庁「内外情勢の回顧と展望」より)
《ホーリーネームは「ヤソーダラー」》オウム真理教・麻原彰晃の妻、「アレフから送金された資金を管理」と公安が認定 アレフの拠点には「麻原の写真」や教材が多数保管
NEWSポストセブン
”辞めるのやめた”宣言の裏にはある女性支援者の存在があった(共同通信)
「(市議会解散)あれは彼女のシナリオどおりです」伊東市“田久保市長派”の女性実業家が明かす田久保市長の“思惑”「市長に『いま辞めないで』と言ったのは私」
NEWSポストセブン
左から広陵高校の34歳新監督・松本氏と新部長・瀧口氏
《広陵高校・暴力問題》謹慎処分のコーチに加え「残りのコーチ2人も退任」していた 中井監督、部長も退任で野球経験のある指導者は「34歳新監督のみ」 160人の部員を指導できるのか
NEWSポストセブン
松本智津夫・元死刑囚(時事通信フォト)
【オウム後継「アレフ」全国に30の拠点が…】松本智津夫・元死刑囚「二男音声」で話題 公安が警戒する「オウム真理教の施設」 関東だけで10以上が存在
NEWSポストセブン
二刀流復帰は家族のサポートなしにはあり得なかった(getty image/共同通信)
《プールサイドで日向ぼっこ…真美子さんとの幸せ時間》大谷翔平を支える“お店クオリティの料理” 二刀流復帰後に変化した家事の比重…屋外テラスで過ごすLAの夏
NEWSポストセブン
9月1日、定例議会で不信任案が議決された(共同通信)
「まあね、ソーラーだけじゃなく色々あるんですよ…」敵だらけの田久保・伊東市長の支援者らが匂わせる“反撃の一手”《”10年恋人“が意味深発言》
NEWSポストセブン
鉄板焼きデートが目撃されたKing & Princeの永瀬廉、浜辺美波
《デートではお揃い服》お泊まり報道の永瀬廉と浜辺美波、「24時間テレビ」放送中に配慮が見られた“チャリT”のカラー問題
NEWSポストセブン
8月に離婚を発表した加藤ローサとサッカー元日本代表の松井大輔さん
《“夫がアスリート”夫婦の明暗》日に日に高まる離婚発表・加藤ローサへの支持 “田中将大&里田まい”“長友佑都&平愛梨”など安泰組の秘訣は「妻の明るさ」 
女性セブン
経済同友会の定例会見でサプリ購入を巡り警察の捜査を受けたことに関し、頭を下げる同会の新浪剛史代表幹事。9月3日(時事通信フォト)
《苦しい弁明》“違法薬物疑惑”のサントリー元会長・新浪剛史氏 臨床心理士が注目した会見での表情と“権威バイアス”
NEWSポストセブン
海外のアダルトサイトを通じてわいせつな行為をしているところを生配信したとして男女4人が逮捕された(海外サイトの公式サイトより)
《公然わいせつ容疑で男女4人逮捕》100人超える女性が在籍、“丸出し”配信を「黙認」した社長は高級マンションに会社登記を移して
NEWSポストセブン
麻薬取締法違反で逮捕された俳優の清水尋也容疑者(26)
「同棲していたのは小柄な彼女」大麻所持容疑の清水尋也容疑者“家賃15万円自宅アパート”緊迫のガサ当日「『ブーッ!』早朝、大きなクラクションが鳴った」《大家が証言》
NEWSポストセブン
サントリー新浪剛史会長が辞任したことを発表した(X、時事通信フォト)
大麻成分疑いで“ガサ入れ”があったサントリー・新浪剛史元会長の超高級港区マンション「かつては最上階にカルロス・ゴーンさんも住んでいた」
NEWSポストセブン