芸能

草なぎ剛も焦った!香取慎吾“台本覚えない伝説”再び

草なぎ剛、香取慎吾の二人舞台が7年ぶりの再演となる。作・演出の三谷幸喜さん(写真中央)は、「一番楽しみにしているのは僕かもしれません」

草なぎ剛、香取慎吾の二人舞台が7年ぶりの再演となる。作・演出の三谷幸喜さん(写真中央)は、「一番楽しみにしているのは僕かもしれません」

 草なぎ剛と香取慎吾の共演舞台『brust!~危険なふたり~』(作・演出 三谷幸喜)の公演初日前日(9月30日)、しかもゲネプロ(最終の通し稽古)30分前から行われた取材で、

「まだ(セリフを)覚えてないんで。そりゃ緊張しますよ。もうちょっとなんですけど。8割ぐらいいま覚えられたんで・・・・・・」

 と驚きの発言をした香取。しかもこの舞台は二人芝居だ。相手役の草なぎは、稽古の初日には既にセリフを全部覚えてくることでも知られる。草なぎからしたら、さすがにこの時点ではどうなることかと思っただろう。

「天才ですよね。明日初日で8割って。半端じゃないですよ。あと2割ここからどうやって巻き返すか・・・・・・」

 と、ゲネプロ直前の稽古でも台本を持ったままだった、そんな役者さんはいないよ、と香取の様子を“暴露”した。

 それも35年来のつきあいがあるふたりだからこその信頼関係なのだろう。「香取くんはなかなかポーカーフェースなところがあるので、もしかしたら緊張してるのかもしれないな」と草なぎ。香取も「やってやりますよ!」 と宣言していた。

 そして、その直後に行われたゲネプロでは、セリフも完璧に見事に演じきった香取。これには草なぎも「覚えてるね!すごいね!」「やっぱり天才だ」と改めて感服した様子。

“残り2割”のセリフをどうしたら、30分後には完全に自分のものにしてしまうことができるのだろう。ある2つの場面が筆者の中で結びついた。

「慎吾ちゃんとの30年以上の絆だったりを感じている。お互い自分自身でも気づかないところでつながっている」と草なぎ。

「慎吾ちゃんとの30年以上の絆だったりを感じている。お互い自分自身でも気づかないところでつながっている」と草なぎ。

関連キーワード

関連記事

トピックス

オールスターゲーム前のレッドカーペットに大谷翔平とともに登場。夫・翔平の横で際立つ特注ドレス(2025年7月15日)。写真=AP/アフロ
大谷真美子さん、米国生活2年目で洗練されたファッションセンス 眉毛サロン通いも? 高級ブランドの特注ドレスからファストファッションのジャケットまで着こなし【スタイリストが分析】
週刊ポスト
10月16日午前、40代の女性歌手が何者かに襲われた。”黒づくめ”の格好をした犯人は現在も逃走を続けている
《ポスターに謎の“バツ印”》「『キャー』と悲鳴が…」「現場にドバッと血のあと」ライブハウス開店待ちの女性シンガーを “黒づくめの男”が襲撃 状況証拠が示唆する犯行の計画性
NEWSポストセブン
全国でクマによる被害が相次いでいる(右の写真はサンプルです)
「熊に喰い尽くされ、骨がむき出しに」「大声をあげても襲ってくる」ベテラン猟師をも襲うクマの“驚くべき高知能”《昭和・平成“人食い熊”事件から学ぶクマ対策》
NEWSポストセブン
公金還流疑惑がさらに発覚(藤田文武・日本維新の会共同代表/時事通信フォト)
《新たな公金還流疑惑》「維新の会」大阪市議のデザイン会社に藤田文武・共同代表ら議員が総額984万円発注 藤田氏側は「適法だが今後は発注しない」と回答
週刊ポスト
初代優勝者がつくったカクテル『鳳鳴(ほうめい)』。SUNTORY WORLD WHISKY「碧Ao」(右)をベースに日本の春を象徴する桜を使用したリキュール「KANADE〈奏〉桜」などが使われている
《“バーテンダーNo.1”が決まる》『サントリー ザ・バーテンダーアワード2025』に込められた未来へ続く「洋酒文化伝承」にかける思い
NEWSポストセブン
“反日暴言ネット投稿”で注目を集める中国駐大阪総領事
「汚い首は斬ってやる」発言の中国総領事のSNS暴言癖 かつては民主化運動にも参加したリベラル派が40代でタカ派の戦狼外交官に転向 “柔軟な外交官”の評判も
週刊ポスト
黒島結菜(事務所HPより)
《いまだ続く朝ドラの影響》黒島結菜、3年ぶりドラマ復帰 苦境に立たされる今、求められる『ちむどんどん』のイメージ払拭と演技の課題 
NEWSポストセブン
超音波スカルプケアデバイスの「ソノリプロ」。強気の「90日間返金保証」の秘密とは──
超音波スカルプケアデバイス「ソノリプロ」開発者が明かす強気の「90日間全額返金保証」をつけられる理由とは《頭皮の気になる部分をケア》
NEWSポストセブン
公職上の不正行為および別の刑務所へ非合法の薬物を持ち込んだ罪で有罪評決を受けたイザベル・デール被告(23)(Facebookより)
「私だけを欲しがってるの知ってる」「ammaazzzeeeingggggg」英・囚人2名と“コッソリ関係”した美人刑務官(23)が有罪、監獄で繰り広げられた“愛憎劇”【全英がザワついた事件に決着】
NEWSポストセブン
三田寛子(時事通信フォト)
「あの嫁は何なんだ」「坊っちゃんが可哀想」三田寛子が過ごした苦労続きの新婚時代…新妻・能條愛未を“全力サポート”する理由
NEWSポストセブン
大相撲九州場所
九州場所「17年連続15日皆勤」の溜席の博多美人はなぜ通い続けられるのか 身支度は大変だが「江戸時代にタイムトリップしているような気持ちになれる」と語る
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 高市首相「12.26靖国電撃参拝」極秘プランほか
「週刊ポスト」本日発売! 高市首相「12.26靖国電撃参拝」極秘プランほか
NEWSポストセブン