「私も不思議なんですけれど。そういえばレッスンの行き帰り、移動中の車の中でよくiPadを見ていました。遊んでいるのか何やってるのかよくわからなかったけれど、勉強していたんでしょうね。
昔みたいに教科書広げてっていうのと違って、今はiPadで勉強できるんですよね。あとは、帰宅して晩ご飯を食べてから宿題をやるぐらいだったと思います」
学校では授業が終わると、真っ先に先生に質問しに行っていたという。限りある時間を一時も無駄にしない、バレエやフィギュアスケートで自ら培った努力する意思と集中力。それが結果、学業の成績もアップさせることにつながったのかもしれない。
「勉強しているときは話しかけても、全然聞こえないみたいです。そういう意味では集中力がものすごくあるんでしょうね。何かスイッチが入るような感じかもしれません」
スポーツと勉強だけではなく、ティーンエイジャーらしい学生生活も満喫して、
「生徒会長に立候補して選ばれたり、おしゃれも好きだし、TikTokもずいぶん早いうちから始めていました」
ソフィアちゃんがやりたいことに取り組めるよう、武田は全面サポートした。
「特にフィギュアスケートはレッスンのスケジュール管理から、大会へのエントリーから、親がすべてやるので、送り迎えだけでなくマネージャーかっていうくらい忙しかったですね。
プライベートレッスンを入れてもらうために、メインのコーチ、スピンのコーチと3人いるコーチとやりとりしてスケジュールを組むんです。
あとは大会があったら楽曲選んで、振付師を頼んで、衣装を作って・・・・・・、もちろんお金だってかかりますし、もう、もう、大変なんてもんじゃなかったです!」
そこまでして支えてきたのはなぜか。