芸能

趣里、主演ドラマにインティマシー・コーディネーター参加 母・伊藤蘭の希望も

趣里

趣里のドラマにインティマシー・コーディネーターが参加するのは母・伊藤蘭の希望か

“原点回帰”した『相棒season21』(テレビ朝日系)が好調だ。初回は視聴率17.3%と、今年の民放ドラマのなかで首位発進。第2話から5話も視聴率は15%前後で推移しており、注目を集めている。

 今クールの見どころは、寺脇康文(60才)演じる、亀山薫の再登場だ。ドラマファン同様に、主演の水谷豊(70才)も寺脇とのコンビ復活に喜びを隠せない様子だという。
「10月には決起飲み会が開催されましたし、視聴率の好調で士気はさらに高まっています。現場の中心はやはり水谷さんですが、水谷さんが寺脇さんの意見を尊重していることもあって、皆が一丸となって撮影が進んでいます」(テレビ局関係者)

 そんななか、水谷にはもう1つ、うれしいニュースが舞い込んだ。愛娘の趣里(32才)が、2023年下期のNHK連続テレビ小説『ブギウギ』のヒロインに決まったのだ。

「水谷さんは事前に聞かされておらず、ヒロイン発表会見のニュースを見て初めて知ったと、うれしそうに話していました」(前出・テレビ局関係者)

 趣里は水谷と伊藤蘭(67才)の一人娘で、2011年に『3年B組金八先生』(TBS系)で役者デビューを果たした。

「小柄で細身ですが、画面越しだと途端に存在感が増すタイプの女優です。目力があり、子猫のような顔立ちも唯一無二の魅力といえます。デビュー以降、年に3本前後の舞台出演をしながら、映像作品にも精力的に出演し、着実に演技力を磨いてきました」(演劇ライター)

『ブギウギ』は戦後、「ブギの女王」として一世を風靡した歌手・笠置シヅ子をモデルにした物語だ。シヅ子はコテコテの大阪弁をしゃべるユニークな人物だった。

「趣里さんはコミカルな演技も得意で、ほっそりとした体形も本人に近い。明るい性格もシヅ子のイメージとぴったり重なります」(前出・演劇ライター)

 趣里は、水谷が38才のときに生まれた、待望の第1子だった。

「水谷さんは撮影の合間を縫って幼稚園への送り迎えをし、幼い趣里さんは父親を『ダダ』と呼んでいた。何でもいうことを聞いてしまい、趣里さんが欲しいものをすぐ買い与えてしまうほど、甘いパパだったそうです(笑い)」(芸能関係者)

 有名俳優の父と、歌手の母を持つ趣里だが、最初から女優を志したわけではない。10代の頃に目指していたのは、バレリーナだった。

「『せめて高校に行ってほしい』という両親の反対を押し切って、15才でイギリスの名門バレエ学校に留学したほどの実力でした。しかし、アキレス腱と足首に大けがを負い、帰国を余儀なくされました」(前出・芸能関係者)

 帰国後、日本でリハビリを重ねたが、元のようには体が動かせず、クラシックバレエの道を断念した。目標を失い、人生に絶望する娘のそばに寄り添ったのは伊藤だった。

「部屋からほとんど出てこず、引きこもり状態が続いたそうです。蘭さんは仕事をセーブして、娘のサポートを続けた。趣里さんは次第に元気を取り戻し、高卒認定試験に合格し、晴れて日本大学の芸術学部に入学しました」(水谷家を知る人)

関連キーワード

関連記事

トピックス

全米の注目を集めたドジャース・山本由伸と、愛犬のカルロス(左/時事通信フォト、右/Instagramより)
《ハイブラ好きとのギャップ》山本由伸の母・由美さん思いな素顔…愛犬・カルロスを「シェルターで一緒に購入」 大阪時代は2人で庶民派焼肉へ…「イライラしている姿を見たことがない “純粋”な人柄とは
NEWSポストセブン
各地でクマの被害が相次いでいる
JR東日本はクマとの衝突で71件の輸送障害 保線作業員はクマ撃退スプレーを携行、出没状況を踏まえて忌避剤を散布 貨物列車と衝突すれば首都圏の生活に大きな影響出るか
NEWSポストセブン
真美子さんの帰国予定は(時事通信フォト)
《年末か来春か…大谷翔平の帰国タイミング予測》真美子さんを日本で待つ「大切な存在」、WBCで久々の帰省の可能性も 
NEWSポストセブン
(写真/イメージマート)
《全国で被害多発》クマ騒動とコロナ騒動の共通点 “新しい恐怖”にどう立ち向かえばいいのか【石原壮一郎氏が解説】
NEWSポストセブン
シェントーン寺院を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月21日、撮影/横田紋子)
《ラオスご訪問で“お似合い”と絶賛の声》「すてきで何回もみちゃう」愛子さま、メンズライクなパンツスーツから一転 “定番色”ピンクの民族衣装をお召しに
NEWSポストセブン
ことし“冬眠しないクマ”は増えるのか? 熊研究の権威・坪田敏男教授が語る“リアルなクマ分析”「エサが足りずイライラ状態になっている」
ことし“冬眠しないクマ”は増えるのか? 熊研究の権威・坪田敏男教授が語る“リアルなクマ分析”「エサが足りずイライラ状態になっている」
NEWSポストセブン
“ポケットイン”で話題になった劉勁松アジア局長(時事通信フォト)
“両手ポケットイン”中国外交官が「ニコニコ笑顔」で「握手のため自ら手を差し伸べた」“意外な相手”とは【日中局長会議の動画がアジアで波紋】
NEWSポストセブン
11月10日、金屏風の前で婚約会見を行った歌舞伎俳優の中村橋之助と元乃木坂46で女優の能條愛未
《中村橋之助&能條愛未が歌舞伎界で12年9か月ぶりの金屏風会見》三田寛子、藤原紀香、前田愛…一家を支える完璧で最強な“梨園の妻”たち
女性セブン
土曜プレミアムで放送される映画『テルマエ・ロマエ』
《一連の騒動の影響は?》フジテレビ特番枠『土曜プレミアム』に異変 かつての映画枠『ゴールデン洋画劇場』に回帰か、それとも苦渋の選択か 
NEWSポストセブン
インドネシア人のレインハルト・シナガ受刑者(グレーター・マンチェスター警察HPより)
「2年間で136人の被害者」「犯行中の映像が3TB押収」イギリス史上最悪の“レイプ犯”、 地獄の刑務所生活で暴力に遭い「本国送還」求める【殺人以外で異例の“終身刑”】
NEWSポストセブン
“マエケン”こと前田健太投手(Instagramより)
“関東球団は諦めた”去就が注目される前田健太投手が“心変わり”か…元女子アナ妻との「家族愛」と「活躍の機会」の狭間で
NEWSポストセブン
ラオスを公式訪問されている天皇皇后両陛下の長女・愛子さまラオス訪問(2025年11月18日、撮影/横田紋子)
《何もかもが美しく素晴らしい》愛子さま、ラオスでの晩餐会で魅せた着物姿に上がる絶賛の声 「菊」「橘」など縁起の良い柄で示された“親善”のお気持ち
NEWSポストセブン