そうしたなかで関係者の間では、早くも不安要素が浮上している。2019年にFAの人的補償で広島に移籍した長野久義の電撃復帰だ。“サカチョーコンビ”復活に元巨人担当記者は眉を顰める。
「坂本は長野のことを兄貴分だと公言しており、長野には“坂本の監視役”の役割が期待されるが、現実には逆効果となる懸念が強い。2人の共通点は無類の酒好き。宮崎キャンプ中のキャバクラ豪遊は伝説的で、東京から遠征して稼ぎに来るキャバ嬢がいるとの逸話もあるほど。一緒に酒を楽しむというよりも、この2人は競うように飲む。坂本が騒げば、負けないように長野がはしゃぐというノリです」
コロナ禍もあり長野の移籍後は坂本が派手に騒ぐ機会はなかったというが、「それが豪遊コンビ復活で、宮崎キャンプに張り込みカメラマンが集結するでしょう」(同前)と心配されているのだ。春季キャンプで出鼻をくじかれたら、坂本は来季も年俸6億円に見合う活躍などできないのではないか。
※週刊ポスト2023年1月1・6日号