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元関脇・豊ノ島 相撲協会を退職したのに「ポスター」が今も国技館に貼られていると話題に

初場所

盛況となっている初場所。

 大相撲1月場所が開催されている両国国技館。3年ぶりに満員御礼の垂れ幕が下がるなど盛況となっている。そうしたなかで一部の関係者やファンに注目されているのが、2階の廊下に貼られている1枚のポスターだ。

 相撲協会は新型コロナウイルス感染拡大予防の啓発ポスターを数種類作成しており、そのうちの1枚。〈抵抗力UPで強いカラダに〉というメインコピーがあり、〈とりすぎ注意 糖質と脂質〉〈茶カテキンで体の中から抗ウイルスパワー〉〈腸活!発酵食品、食物繊維を食べよう!〉といったフレーズが並んでいる。ポスターの真ん中には、5人の若手親方がボディビルのダブルバイセップスポーズを取っている写真。手作り感があるポスターだ。

 ポスターの写真で笑顔を見せているのは、小野川親方(元前頭・北太樹)や音羽山親方(元前頭・天鎧鵬)とYouTube「日本相撲協会公式チャンネル」の名物シリーズ“親方ちゃんねる”のレギュラー陣である人気若手親方たち。そのうちのひとりが1月4日に協会を退職した元関脇・豊ノ島の井筒親方なのだ。

 ポスターの前を通りがかった女性たちが、豊ノ島が載っていることに気がつくと、「ファンだったのに……」「辞めちゃったのよね」と残念がる様子で、ポスターをスマホで撮影するなどしていた。相撲協会によれば「昨年9月場所に作成したもの」だという。人気者だった豊ノ島の退職を惜しむ声は多い。担当記者が言う。

「現役時代は幕内通算71場所、三役通算13場所の実績がある人気力士だった。近年も地元の高知・宿毛市では少年相撲大会(豊ノ島杯)を開催するなど、相撲の普及のためにも頑張ってきた。借り株だった年寄株『井筒』の借用期限が昨年末までで、協会に残れなくなってしまった。残念がる声は多いです」

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