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NHK武田真一アナ起用報道で南キャン・山里亮太の損得勘定 スッキリ後番組への期待と不安

NHK退職が明らかになった武田真一アナ

NHK退職が明らかになった武田真一アナ

 2月末をもってNHKを退職する武田真一アナウンサー(55才)が、4月からスタートする日本テレビ系朝の情報番組『DayDay.』の司会を務めると報じられた。同番組については、南海キャンディーズの山里亮太(45才)と日本テレビの黒田ゆみアナウンサー(24才)の2人が司会を務めると先行発表されており、武田アナを加えた3人体制で番組を進めることとなるという。しかし、すでに不安材料も囁かれているという。

 平日の『NHKニュース7』や『クローズアップ現代+』のメインキャスターを担当し、2016年には紅白歌合戦の総合司会を務めた武田アナ。硬派な報道番組のイメージも強く、ネット上では、

〈民放の朝のワイドショーの司会というのはどうもしっくりこない〉
〈民放のくだけた雰囲気の番組を担当するのは大変そう〉

 などと、民放のワイドショーの司会という役割に違和感を抱くという声も多い。

 また、山里と武田アナとの役割分担が気になるという声もある。

「山里さんは『スッキリ』のメインMC加藤浩次さんの後継者になると思われていましたが、武田アナが起用されるということは、武田アナがメインMCで山里さんは2番手という位置づけになる可能性がある。山里さんにとって、今回の新番組は自分のキャリアの中で最大級のチャンスであるのは間違いない。しかし、2番手となると、グイグイと前に出ていくことができる状況でもなく、どのような役割を担っていくべきか、戸惑う部分もあると思いますよ」(テレビ局関係者・以下同)

 NHKの顔だった武田アナが民放のワイドショーの司会をするとなれば、当然ながら話題性も大きい。山里にとっては、司会だけでなく武田アナのキャラクターを引き出す役割も担うこととなりそうだ。

「山里さんはすでにMC力の高さは評価されていますし、よくも悪くも安定しているんですよね。一方で武田アナは民放でどんなキャラクターを出していくのかに注目が集まる。おそらく番組スタート直後は、山里さんの話題よりも武田さんの話題が世間を賑わせることとなる。これは山里さんにとっては微妙でしょうね。

 さらに言うと、武田さんのキャラクターが番組の成功を左右するということであり、うまく民放のワイドショーにフィットさせなくてはならないわけです。そうなると、民放慣れしている山里さんが、武田アナの魅力を存分に引き出して、“民放仕様”にしていかなければならない。ある意味、山里さんの力量が問われることにもなるでしょうね」

 しかし、山里にとって武田アナと組むことはプラスに働く部分も大きいという。

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