無料提供の「天かす」を頬張り、満足げな表情を浮かべる男。動画はTikTokにアップされていた
「若者たちの間では、TikTokやInstagramのフォロワー数の多さで知人らと競い合ったり自慢しあったりする傾向があります。いま、中高生や大学生が初めて連絡先を交換するときに教え合うのは、電話番号でもLINEでもなく、Instagramのアカウント。その時に“フォロワー○万人もいるんだ、すごい!”などという会話が繰り広げられます。
TikTokやInstagramは、フォロワーが増えればいわゆる“案件”といったスポンサーがつく人もいて、若者にはそうしたインフルエンサーへの憧れがある。小さな頃から炎上系YouTuberの存在もあって、世間にどう見られるかは考えずに『バズりそうな動画』をアップしているのでしょう。重大な結果を招くことを恐れずフォロワー数を伸ばすことだけに意識が向かってしまうのは、TikTokやインスタの“闇”と言えます」
今回、迷惑行為の被害に遭った各社は相手が未成年者でも厳正な対応をする姿勢を貫いている。軽率な行動が他人に多大な迷惑をかけるだけでなく、自分の人生を台無しにしかねないことに気付いてほしい。