国内

新型コロナワクチン後遺症、女性比率が高いのはなぜか「栄養素の欠乏」「体格」との関係

(写真/GettyImages)

女性に多い後遺症(写真/GettyImages)

「こんなに苦しんでいる人がいる事実が、なぜ公になっていないのでしょうか」、「接種は大々的に喧伝されるのに、ワクチンの負の面は隠されているのは、やっぱりおかしいと思います」。2023年2月2日発売号の本誌『女性セブン』の特集《接種開始2年 ようやくわかった「ワクチン後遺症」「ワクチン死」の正体》には、さまざまな意見が寄せられている。

 新型コロナワクチンの接種開始から2年経っても感染症の流行は収束しないどころか、接種が原因とされる健康被害が増えているのだ。現に、ワクチンによる健康被害が出た人を救済する「予防接種健康被害救済制度」には約6100件(2月7日時点)の申請があったが、それは氷山の一角であり、長きにわたる「ワクチン後遺症」で苦しむ人はさらに多く存在する──。

 治療法が確立されていない未知の症状に苦悩する人たちの肉声や、経済的困窮、周囲の無理解といった、症状以外にも直面する苦しみについてのレポートに、多くの読者から驚きの声があがったのだ。とりわけ多かったのが女性読者からの反応だ。

「実際、接種後に症状が出ているのは、ほとんどが女性だと知って驚いたし、すごく怖いです。私も娘も、3回までは接種しています。なぜ女性が多いのか、また今後症状が出たらどうすべきかを知りたいです」(60代女性)

「ここ最近、更年期障害が急につらくなったと思っていましたが、もしかしたら私の症状はワクチン後遺症なのかもしれない、と不安になりました」(50代女性)

 政府は、依然として接種を推進しており、「コロナにかかったら、介護や子育てに支障が出るから」「感染して周囲に迷惑をかけないために」とその波に乗って接種した人も多いだろう。なぜ女性ばかりに症状が出るのか。日本人への接種開始から2年、統計データや現場の医師たちの声から、その理由がようやくわかってきた。

関連キーワード

関連記事

トピックス

上原多香子の近影が友人らのSNSで投稿されていた(写真は本人のSNSより)
《茶髪で缶ビールを片手に》42歳となった上原多香子、沖縄移住から3年“活動休止状態”の現在「事務所のHPから個人のプロフィールは消えて…」
NEWSポストセブン
ラオス語を学習される愛子さま(2025年11月10日、写真/宮内庁提供)
《愛子さまご愛用の「レトロ可愛い」文房具が爆売れ》お誕生日で“やわらかピンク”ペンをお持ちに…「売り切れで買えない!」にメーカーが回答「出荷数は通常月の約10倍」
NEWSポストセブン
王子から被害を受けたジュフリー氏、若き日のアンドルー王子(時事通信フォト)
《10代少女らが被害に遭った“悪魔の館”写真公開》トランプ政権を悩ませる「エプスタイン事件」という亡霊と“黒い手帳”
NEWSポストセブン
「性的欲求を抑えられなかった」などと供述している団体職員・林信彦容疑者(53)
《保育園で女児に性的暴行疑い》〈(園児から)電話番号付きのチョコレートをもらった〉林信彦容疑者(53)が過去にしていた”ある発言”
NEWSポストセブン
『見えない死神』を上梓した東えりかさん(撮影:野崎慧嗣)
〈あなたの夫は、余命数週間〉原発不明がんで夫を亡くした書評家・東えりかさんが直面した「原因がわからない病」との闘い
NEWSポストセブン
テレ朝本社(共同通信社)
《テレビ朝日本社から転落》規制線とブルーシートで覆われた現場…テレ朝社員は「屋上には天気予報コーナーのスタッフらがいた時間帯だった」
NEWSポストセブン
62歳の誕生日を迎えられた皇后雅子さま(2025年12月3日、写真/宮内庁提供)
《愛子さまのラオスご訪問に「感謝いたします」》皇后雅子さま、62歳に ”お気に入りカラー”ライトブルーのセットアップで天皇陛下とリンクコーデ
NEWSポストセブン
竹内結子さんと中村獅童
《竹内結子さんとの愛息が20歳に…》再婚の中村獅童が家族揃ってテレビに出演、明かしていた揺れる胸中 “子どもたちにゆくゆくは説明したい”との思い
NEWSポストセブン
日本初の女性総理である高市早苗首相(AFP=時事)
《初出馬では“ミニスカ禁止”》高市早苗首相、「女を武器にしている」「体を売っても選挙に出たいか」批判を受けてもこだわった“自分流の華やかファッション”
NEWSポストセブン
「一般企業のスカウトマン」もトライアウトを受ける選手たちに熱視線
《ソニー生命、プルデンシャル生命も》プロ野球トライアウト会場に駆けつけた「一般企業のスカウトマン」 “戦力外選手”に声をかける理由
週刊ポスト
前橋市議会で退職が認められ、報道陣の取材に応じる小川晶市長(時事通信フォト)
《前橋・ラブホ通い詰め問題》「これは小川晶前市長の遺言」市幹部男性X氏が停職6か月で依願退職へ、市長選へ向け自民に危機感「いまも想像以上に小川さん支持が強い」
NEWSポストセブン
割れた窓ガラス
「『ドン!』といきなり大きく速い揺れ」「3.11より怖かった」青森震度6強でドンキは休業・ツリー散乱・バリバリに割れたガラス…取材班が見た「現地のリアル」【青森県東方沖地震】
NEWSポストセブン