芸能

綾瀬はるか、「木村拓哉と夫婦役」時代劇映画大ヒットで“令和の吉永小百合”への道

幅広い世代を魅了する綾瀬はるか(時事通信フォト)

幅広い世代を魅了する綾瀬はるか(時事通信フォト)

 木村拓哉(50)が織田信長を、綾瀬はるか(37)がヒロイン濃姫を演じる東映創立70周年記念作品の映画『レジェンド&バタフライ』が1月27日に公開された。9日間で興行収入10億円を突破し、早くも木村の代表作になるという声もあがっている。映画ライターが語る。

「木村さんは昨年11月開催の『ぎふ信長まつり』に参加するなど宣伝活動にも力を入れており、自身の代表作にしたいと意気込んでいるようです。

 なによりも綾瀬さんが演じる濃姫が魅力的です。気高く美しい、まさに綾瀬さんのハマり役になっています。『南極大陸』以来12年ぶりの共演となった木村さんとはアクションでも抜群のコンビネーションをみせ、初めて夫婦役を演じた木村さんが綾瀬さんをベタ褒めしていました。“孤高のカリスマ”木村さんと国民的女優の綾瀬さんの時代劇共演は、かつての高倉健さんと吉永小百合さんを彷彿とさせます」

 映画館の大スクリーンでキラキラと光を放つ女優──昭和世代がそうして憧れたのが吉永小百合なら、令和の今、綾瀬にも同じような「華」があると語るのはアイドル評論家の中森明夫氏だ。

「吉永さんはサユリストという言葉が生まれたように野坂昭如さんなど文化人にも愛されましたが、綾瀬さんもニュースキャスターの故・筑紫哲也さんが早い段階からファンを公言し、終戦記念特番では広島出身の綾瀬さんが20歳になったばかりの頃から共演していました。若い女性たちから憧れられるのと同時に偉大な作家やジャーナリストも魅了される。吉永さんに憧れた昭和世代のおじさんたちも同じように綾瀬さんに魅了されていると思います。

 綾瀬さんは演技になるとすごくて、今回の映画でも木村拓哉さんが驚いたと言ったほどです。一方、素はものすごく天然キャラで、『輝く!日本レコード大賞』(TBS系)の司会では何度もミスをして司会の堺正章さんが困っちゃった。最も有名なのは『NHK紅白歌合戦』の司会で、生放送の間に視聴者みんながヒヤヒヤとした。役者としての完璧さと普段の抜けているところのアンバランスさというのが彼女の魅力なのでしょう。

 不思議と綾瀬さんを嫌いな人はほとんどいない。役者として完璧で大女優になりつつあるのに少女のようなフレッシュな面影があり、独特の存在になっています」

関連記事

トピックス

群馬県前橋市の小川晶前市長(共同通信社)
「再選させるぞ!させるぞ!させるぞ!させるぞ!」前橋市“ラブホ通い詰め”小川前市長が支援者集会に参加して涙の演説、参加者は「市長はバッチバチにやる気満々でしたよ」
NEWSポストセブン
ネットテレビ局「ABEMA」のアナウンサー・瀧山あかね(Instagramより)
〈よく見るとなにか見える…〉〈最高の丸み〉ABEMAアナ・瀧山あかねの”ぴったりニット”に絶賛の声 本人が明かす美ボディ秘訣は「2025年トレンド料理」
NEWSポストセブン
千葉大学看護学部創立50周年の式典に出席された愛子さま(2025年12月14日、撮影/JMPA)
《雅子さまの定番カラーをチョイス》愛子さま、“主役”に寄り添うネイビーとホワイトのバイカラーコーデで式典に出席 ブレードの装飾で立体感も
NEWSポストセブン
審査員として厳しく丁寧な講評をしていた粗品(THE W公式Xより)
《「脳みそが足りてへん」と酷評も》粗品、女性芸人たちへの辛口審査に賛否 臨床心理士が注目した番組冒頭での発言「女やから…」
NEWSポストセブン
12月9日に62歳のお誕生日を迎えられた雅子さま(時事通信フォト)
《メタリックに輝く雅子さま》62歳のお誕生日で見せたペールブルーの「圧巻の装い」、シルバーの輝きが示した“調和”への希い
NEWSポストセブン
宮崎あおい
《主演・大泉洋を食った?》『ちょっとだけエスパー』で13年ぶり民放連ドラ出演の宮崎あおい、芸歴36年目のキャリアと40歳国民的女優の“今” 
NEWSポストセブン
日本にも「ディープステート」が存在すると指摘する佐藤優氏
佐藤優氏が明かす日本における「ディープステート」の存在 政治家でも官僚でもなく政府の意思決定に関わる人たち、自らもその一員として「北方領土二島返還案」に関与と告白
週刊ポスト
大谷翔平選手と妻・真美子さん
《チョビ髭の大谷翔平がハワイに》真美子さんの誕生日に訪れた「リゾートエリア」…不動産ブローカーのインスタにアップされた「短パン・サンダル姿」
NEWSポストセブン
会社の事務所内で女性を刺したとして中国籍のリュウ・カ容疑者が逮捕された(右・千葉県警察HPより)
《いすみ市・同僚女性を社内で刺殺》中国籍のリュウ・カ容疑者が起こしていた“近隣刃物トラブル”「ナイフを手に私を見下ろして…」「窓のアルミシート、不気味だよね」
NEWSポストセブン
石原さとみ(プロフィール写真)
《ベビーカーを押す幸せシーンも》石原さとみのエリート夫が“1200億円MBO”ビジネス…外資系金融で上位1%に上り詰めた“華麗なる経歴”「年収は億超えか」
NEWSポストセブン
神田沙也加さんはその短い生涯の幕を閉じた
《このタイミングで…》神田沙也加さん命日の直前に元恋人俳優がSNSで“ホストデビュー”を報告、松田聖子は「12月18日」を偲ぶ日に
NEWSポストセブン
高羽悟さんが向き合った「殺された妻の血痕の拭き取り」とは
「なんで自分が…」名古屋主婦殺人事件の遺族が「殺された妻の血痕」を拭き取り続けた年末年始の4日間…警察から「清掃業者も紹介してもらえず」の事情