笑顔を浮かべられる天皇陛下と雅子さま(写真/JMPA)
驚いた表情を浮かべて慌てる陛下に対し、雅子さまは陛下の顔をのぞき込むようにしながら、微笑みとともにそうおっしゃった。陛下も雅子さまに手を差し伸べ、声を上げて笑われた。
「思いもよらないハプニングと、雅子さまの臨機応変なフォローによって自然と笑いが生まれ、場がぐっと和やかになりました。その後、愛子さまは記者からの質問に答えられていましたが、ハプニングのおかげで緊張が解けたのかリラックスした様子でした。堂々とお話になる愛子さまを、雅子さまが陛下越しに見守っておいでだったのが印象的でした」(前出・宮内庁関係者)
そのときのお姿に、普段のご一家のご様子が感じられたというのは、放送作家のつげのり子さんだ。
「“ごっつんこ”の場面では、まず陛下と雅子さまが笑われ、その瞬間を見ていなかった愛子さまも、どうしたのかというように振り向いてから、雅子さまと目を合わせ、つられるようにして笑顔になっていらっしゃいました。その笑顔の連鎖があまりにも自然で、普段からご家族で仲よく過ごされているご様子が伝わってきました」
昨年3月の成年会見で愛子さまは、ご静養で訪れた須崎の海で、サーフボードがひっくり返ってご家族揃って海に落ちたエピソードを明かされた。
「あれもご一家らしい微笑ましいお話でしたが、その日の“ごっつんこ”も、新たに笑い話に加えられるのではないでしょうか」(前出・宮内庁関係者)
※女性セブン2023年4月27日号