芸能

『らんまん』ヒロイン・浜辺美波の主演作『賭ケグルイ』監督が明かす「恍惚の表情」の真相

「賭ケグルイ」舞台挨拶に出演した浜辺(2019年撮影)

「賭ケグルイ」舞台挨拶に出演した浜辺(2019年撮影)

 NHK連続テレビ小説『らんまん』で、ヒロイン・西村寿恵子を演じる浜辺美波がついに登場した。朝ドラ女優まで上りつめ、今年だけでも映画『シン・仮面ライダー』のヒロイン・緑川ルリ子役、アニメ映画『金の国 水の国』の主演・サーラ役など、注目作への出演が相次ぐ浜辺。その来歴を、主演作『賭ケグルイ』の監督・英勉(はなぶさ・つとむ)氏の証言とともに振り返る。

 * * *
「あんなにかわいい人が、この世におるがじゃのう……」

 神木隆之介演じる槙野万太郎がそう思わず“一目惚れ”するほどの美女──浜辺が演じる今作のヒロインで、のちに万太郎の妻となる西村寿恵子の役どころだ。明治時代にあって西洋文化に興味を抱く好奇心旺盛で先進的な女性として描かれ、万太郎の植物研究をたくましく支えていく。

 今や朝ドラヒロインに抜擢された浜辺のデビューは、まだ10歳だった2011年まで遡る。「第7回東宝シンデレラオーディション」でニュージェネレーション賞を受賞し、同年に映画『アリと恋文』に主演し俳優業をスタートさせる。

 世間的な知名度を確立したのは、2017年の主演映画『君の膵臓をたべたい』だった。膵臓の病で余命わずかながら明るく生きるヒロインを演じ、日本アカデミー賞主演女優賞など数々の新人賞を受賞した。どこか儚げで透明感がある──そんな浜辺のイメージ形成につながったとも言えるだろう。浜辺の主演作『賭ケグルイ』の監督・英勉氏が振り返る。

「“透明感あふれる”とはよく言いますが、この人のことなんだ、と思いました」

『君の膵臓をたべたい』のヒロイン像と、『賭ケグルイ』での役柄は大きく異なる。同作はシリーズ620万部を誇る人気漫画の実写化で、浜辺が演じたのは、リスクを負うほど“燃える”生粋のギャンブル好きだった。

関連キーワード

関連記事

トピックス

元交際相手の白井秀征容疑者(本人SNS)のストーカーに悩まされていた岡崎彩咲陽さん(親族提供)
《川崎・ストーカー殺人》「悔しくて寝られない夜が何度も…」岡崎彩咲陽さんの兄弟が被告の厳罰求める“追悼ライブ”に500人が集結、兄は「俺の自慢の妹だな!愛してる」と涙
NEWSポストセブン
グラドルから本格派女優を目指す西本ヒカル
【ニコラス・ケイジと共演も】「目標は二階堂ふみ、沢尻エリカ」グラドルから本格派女優を目指す西本ヒカルの「すべてをさらけ出す覚悟」
週刊ポスト
阪神・藤川球児監督と、ヘッドコーチに就任した和田豊・元監督(時事通信フォト)
阪神・藤川球児監督 和田豊・元監督が「18歳年上のヘッドコーチ」就任の思惑と不安 几帳面さ、忠実さに評価の声も「何かあった時に責任を取る身代わりでは」の指摘も
NEWSポストセブン
大谷翔平と真美子さん(時事通信フォト)
《ハワイで白黒ペアルック》「大谷翔平さんですか?」に真美子さんは“余裕の対応”…ファンが投稿した「ファミリーの仲睦まじい姿」
NEWSポストセブン
赤穂市民病院が公式に「医療過誤」だと認めている手術は一件のみ(写真/イメージマート)
「階段に突き落とされた」「試験の邪魔をされた」 漫画『脳外科医 竹田くん』のモデルになった赤穂市民病院医療過誤騒動に関係した執刀医と上司の医師の間で繰り広げられた“泥沼告訴合戦”
NEWSポストセブン
被害を受けたジュフリー氏、エプスタイン元被告(時事通信フォト、司法省(DOJ)より)
《女性の体に「ロリータ」の書き込み…》10代少女ら被害に…アメリカ史上最も“闇深い”人身売買事件、新たな写真が公開「手首に何かを巻きつける」「不気味に笑う男」【エプスタイン事件】
NEWSポストセブン
2025年はMLBのワールドシリーズで優勝。WBCでも優勝して、真の“世界一”を目指す(写真/AFLO)
《WBCで大谷翔平の二刀流の可能性は?》元祖WBC戦士・宮本慎也氏が展望「球数を制限しつつマウンドに立ってくれる」、連覇の可能性は50%
女性セブン
「名球会ONK座談会」の印象的なやりとりを振り返る
〈2025年追悼・長嶋茂雄さん 〉「ONK(王・長嶋・金田)座談会」を再録 日本中を明るく照らした“ミスターの言葉”、監督就任中も本音を隠さなかった「野球への熱い想い」
週刊ポスト
12月3日期間限定のスケートパークでオープニングセレモニーに登場した本田望結
《むっちりサンタ姿で登場》10キロ減量を報告した本田望結、ピッタリ衣装を着用した後にクリスマスディナーを“絶景レストラン”で堪能
NEWSポストセブン
訃報が報じられた、“ジャンボ尾崎”こと尾崎将司さん(時事通信フォト)
笹生優花、原英莉花らを育てたジャンボ尾崎さんが語っていた“成長の鉄則” 「最終目的が大きいほどいいわけでもない」
NEWSポストセブン
日高氏が「未成年女性アイドルを深夜に自宅呼び出し」していたことがわかった
《本誌スクープで年内活動辞退》「未成年アイドルを深夜自宅呼び出し」SKY-HIは「猛省しております」と回答していた【各テレビ局も検証を求める声】
NEWSポストセブン
訃報が報じられた、“ジャンボ尾崎”こと尾崎将司さん
亡くなったジャンボ尾崎さんが生前語っていた“人生最後に見たい景色” 「オレのことはもういいんだよ…」
NEWSポストセブン